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適切な手順で行えば、ニホンミツバチの入居後も巣箱を移動させることができます。ニホンミツバチで主に使用される重箱式巣箱は、移動中に巣が落ちやすいので注意しましょう。

ミツバチは記憶力抜群!巣箱の場所は決して忘れない

ニホンミツバチは巣の場所を正確に覚えており、何キロも先まで花の蜜を集めに行ってから帰ってくることができます。ものすごい記憶力です。

しかし、巣箱を数メートル移動するとどうなるでしょうか?ニホンミツバチは自分の巣の場所がわからなくなって迷ってしまいます。すぐそこまで帰ってきているので、目と鼻の先に巣箱はあります。それでも戻れません。

巣の場所は自然界では決して動かないので、巣箱の移動には対応できないのでしょう。ニホンミツバチの巣箱の移動を行うときは、「自然界では決して起こらない」ということをよく頭に入れておいてください。気軽に行えるものではありません。

むやみに移動すると、家に帰れない迷い蜂が発生

「この群れを隣町の○○さんのお宅の庭に置きたい」、「家の前ではお客さんが来たときに嫌がるので目立たない場所に移動させよう」など、ニホンミツバチを飼育していると巣箱を移動させたいシーンが出てきます。

しかし、ニホンミツバチの巣箱を移動させるのは、意外と面倒になる場合が多いです。また、重箱式、角洞式、丸洞式のような、昔ながらの伝統的な巣箱は、巣が振動で落ちてしまいやすいです。

これらの巣箱では、巣は箱の中に自由に作られており、天井部分や側面と接着しています。セイヨウミツバチで利用される巣枠式のように、しっかり固定されていません。

巣落ちするとニホンミツバチの群れ自体がダメになってしまいます。このようなリスクを理解してください。

巣箱の移動の基本は、「30センチメートル以内、または、2キロメートル以上動かす」というものです。

2キロメートルは直線距離なので注意してください。この基本を応用して、巣箱を移動させます。

近い距離の場合 巣箱を10メートル程度移動させる

10メートルくらいの短い距離で巣箱を移動したい場合は、次のようにしてください。

巣箱の巣門がある面を正面として、巣箱を前や左右に移動する場合は、1日に30センチメートルずつ移動させてください。巣箱を後ろに移動する場合は、1日に1メートル動かしても大丈夫です。

これを毎日続けます。ニホンミツバチが出入りする昼間に移動すると、花の蜜を集めるために外出していたニホンミツバチが一時的に迷ってしまい、巣箱の周りでうろうろします。

時間が経てば新しい巣箱の場所に気が付いて中に入っていくのですが、しばらくは巣箱の周りが騒がしくなります。

なるべくニホンミツバチが出入りしない日暮れから早朝までの間に移動作業を行ってください。

巣箱を遠く(2km以上)に移動させる場合

車などを使い、一度に直線距離で2km以上離れた場所に移動します。2km以上でないと、移動前の場所に戻ってきてしまうことがあります。

重箱式巣箱は、移動中の振動で巣が落ちやすいです。移動の前にはしっかりと巣箱を固定し、走行中の速度などは十分に注意してください。

巣箱を2km以内に移動させる場合

2km未満の距離を動かしたい場合はどうするのかというと、まず2km以上離れた場所に移動させ、1週間以上、できれば1か月くらい置いた後、もう一度2km以上移動させて元の場所から2km 以内の場所に戻ってくることで解決できます。

二度に渡って移動させる必要があり、かなり面倒です。またリスクも増加します。重箱式巣箱のような巣落ちしやすい巣箱を使っている場合で、経験の浅い方はなるべく避けた方が良いでしょう。

待ち箱への入居の当日の移動は簡単

入居当日は巣作りが行われていないので、自由に巣箱を移動することができます。2km未満でも、元の巣に戻る蜂が出ません。

当日のまだ巣が作られていないうちに移動させるのは、巣の落下の心配をしなくても良いという利点もあります。

移動中に少々振動があっても、ニホンミツバチはしっかりとくっついて蜂球を作っています。このように、当日に捕獲を目撃できると、移動がとてもスムーズです。

勇み足は避け、まずは移動の相談を

基本はここで書いた通りです。車などで巣箱を動かす時には、巣落ちの心配もあります。勇み足や準備不足で巣箱の移動を行い、失敗してしまうことはなるべく避けたいです。

移動をしても問題ないかは、巣箱の形状や、季節、巣の成長具合などによってケースバイケースです。経験豊富な飼育者が多く集まるミツバチのQ&Aで、巣箱の移動の可否について相談してください。

また、車を使えば、100km, 200kmのような長距離を移動させることもできますが、ダニなどの病害虫の拡散につながるため、避けてください。

アカリンダニはかなり早く日本中に広まりましたが、人間による群れの移動がその原因の1つとして強く疑われています。






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