2017年11月17日に配信された、メルマガのバックナンバーです。
ハチミツの結晶について
最近、採取したハチミツが結晶してしまったという声を聞きますが、これはまったく問題ありません。
スーパーで販売されているものは結晶しません。結晶しないように加工がされているため、まず結晶にならないのです。結晶の核となる細かい粒をハチミツから濾過して取り除くと結晶しなくなるようですが、その時に栄養素も減ってしまいます。
ハチミツにこだわる、ハチミツ専門店では結晶したまま売っているところも多いです。結晶するのが当たり前です。結晶してもなんら問題はありませんので、あまり心配しないようにしてください。
結晶しているものは、加工や加熱がされていない可能性が他のものより高いと考えて、あえて結晶したハチミツを求める消費者もいます。
自家製のハチミツの容器の選定も結晶した後のことを考えてください。深い瓶だと結晶するとハチミツが取りにくいので、浅めの瓶を使う方が良いでしょう。
スーパーによくある樹脂製の先が尖った容器は、結晶するとハチミツが出てこなくなります。
11/11、12のミツバチサミットに出展しました
11/11、12に茨城県つくば市で開催されるミツバチサミットに、京都ニホンミツバチ週末養蜂の会としてブース出展いたしました。
当日は、重箱式巣箱のミニチュアの展示、教材「これならできる!ニホンミツバチの週末養蜂」の紹介などを行い、多くのニホンミツバチの飼育者の方と交流することができました。
現地では、関東・東北地方にお住まいで、「これならできる!ニホンミツバチの週末養蜂」や、巣箱などを購入していただいた方とも多くお会いでき、アドバイスをいただくことができました。今後のショップ運営やサイト運営の改善に役立てたいと思います。
なんと、900人もの方が参加されたようです。2日間に渡って行われた講演会や、50もの団体・個人が行ったポスター発表、さらには、ミツロウキャンドル作りなどのワークショップなど、たくさんの勉強をさせていただきました。
当日ブースを訪れていただいた方、また、お世話になった方々、誠にありがとうございました。
第5回ニホンミツバチ養蜂研究会@京都 申込者数が115名を突破
12月10日のニホンミツバチ養蜂研究会は申込者がすでに115名を突破しました。
関西周辺の方の申し込みはもちろん、宮崎や秋田、宮城などの遠くから来ていただける方おられます。交流会では、日本各地の養蜂家の方と交流ができる機会になります。
サックブルード、アカリンダニ、スズメバチ忌避剤など、ニホンミツバチ関連の興味深い講演ばかりです。
講演会 13:30 〜 17:00
1)ミツバチサミット報告とこれから(農研機構 生物機能利用研究部門 前田太郎)
2)サックブルードウイルスと蜂児捨て (アグチ興産 代表 田中進)
3)スズメバチに対する新規忌避剤の開発 (㈱KINP 代表取締役社長、高知大学農林海洋科学部 教授 金哲史)
4)ニホンミツバチの病害虫対策にインターネットをどう活用するか (京都ニホンミツバチ週末養蜂の会 志賀祐一)
5)京都府下におけるニホンミツバチへのアカリンダニ寄生の現状 (京都ニホンミツバチ研究所、京都学園大学名誉教授 坂本文夫)
交流会(希望者のみ、参加料2500円) 17:00 〜 19:00
ニホンミツバチ養蜂研究会の会の詳細や、お申し込みは次のページから行えます。
おすすめQ&A
愛好家の交流サイト、ミツバチQ&Aでは、毎日とてもたくさんの方が投稿し、交流されています。ミツバチのQ&Aに寄せられた、おすすめのQ&Aをご紹介します。
・モミガラや稲ワラにはみつばち達に影響が出る程の農薬が残っていますか?
おすすめ飼育日誌
ニホンミツバチのQ&Aには、飼育日誌を書くコーナーがあります。
毎日たくさんの楽しい飼育日誌が寄せられています。こちらで飼育日誌を書くと、全国の方が飼育方法をアドバイスしてくれるので、初心者の方もぜひ記録をつけてみましょう。