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アジアの多くの地域にも日本と同じようにトウヨウミツバチが生息しています。野生のトウヨウミツバチを飼育することは、途上国の農村部の貴重な現金収入に繋がります。このサイトで紹介している重箱式巣箱による養蜂も、他のアジアの国で活躍する可能性があります

トウヨウミツバチの養蜂によるアジアの途上国支援の狙い

ニホンミツバチはトウヨウミツバチの亜種です。台湾、韓国、中国、ベトナム、タイ、インドなどアジアの広範囲にトウヨウミツバチが生息しています。

日本の伝統養蜂では、丸洞と呼ばれる丸太をくり抜いた巣箱が使われています。対馬や和歌山の南部、長野県の南部などでニホンミツバチの伝統的飼育が行われており、それが今日にも受け継がれています。

アジアの多くの国でも、自然に近い伝統的な飼育や、野生のトウヨウミツバチの巣を見つけてハニーハントを行う文化があります。

アジアの途上国の農村部では、いまも自給自足に近い生活を続けている地域が多くあります。このような地域でハチミツを生産することで、現地での貴重な現金収入になることが期待されます。

丸洞式巣箱などのごくシンプルな飼育方法や野生のトウヨウミツバチの巣のハチミツを採取する方法から、私たちが行っているような重箱式巣箱での飼育に移行することで、コストや手間はほとんど同じで、ハチミツの生産性を高めることができる可能性があります。

現在、京都ニホンミツバチ週末養蜂の会では、アジアへの重箱式巣箱での飼育方法の情報発信や、現地の視察などを行っています。

重箱式巣箱の飼育方法は、すでに丸洞式巣箱などで飼育している人にとっては学習も簡単です。

このような情報発信が国際支援につながれば嬉しいです。英語で重箱式巣箱の飼育方法を紹介するホームページも運営しています。

英語版ホームページ

日本での重箱式巣箱の週末養蜂による収入

そもそも、重箱式巣箱のような飼育方法で収入の足しになるのかという点について、日本の事例を紹介したいと思います。

日本では、ハチミツの自給率が5%程度であり、養蜂は非常に小さい産業と言えます。

さらに、明治時代に輸入されたセイヨウミツバチの養蜂では一般的で、スーパーなどので売られるハチミツもほぼ100%がセイヨウミツバチのハチミツです。

ニホンミツバチは個人が趣味で飼育されているものが多いです。

飼育場所の制限から、個人で自宅などで数群れから5群れ程度のニホンミツバチを飼育するという場合が多いです。

しかし、山間部などで飼育場所がたくさん確保できる場合、1人で30群れ、50群れ飼育している人もいます。

そうするとハチミツが100kg、200kgと採れます。ニホンミツバチのハチミツは1kgで1万円以上の高価なものですので、売上で100万円、200万円になります。

この売上を上げるために、大事なのが費用と自分の時間(人件費)です。

まず、費用は手作りの木製の巣箱で安価に作成でき、畑の片隅や山に巣箱を設置するため設置費用もかかりません。

重箱式巣箱での飼育は、ミツバチ任せなので、世話もほとんどしません。

このためフルタイムで働いていても、副業や趣味で30群れや50群れ飼育することは十分に可能です。

つまり、副業でも100万円程度の収入は十分に狙えると言えます。

途上国の農村部でも、現在行なっている農業に加えて、手間のかからない養蜂を行うことで、副収入を得られる可能性があります。

アジアの国々での伝統養蜂

日本では丸太をくり抜いて作る巣箱を使った伝統的な飼育が行われています。

他のアジアの国々でも、トウヨウミツバチをほぼ同様の方法で飼育している地域があります。

山田養蜂場のBee ワールドでも、ラオスとスリランカについて紹介されていました。

まず、ラオスの村での養蜂です。丸太をくり抜いた巣箱を使っており、方法も日本の伝統養蜂とほぼ同じみたいです。

続いてスリランカ。こちらは、壺の中に巣を作らせる方法です。スリランカは温暖な気候なので、壺でも飼育できるのかもしれません。

このような野生のトウヨウミツバチが巣を作る場所と似た巣箱を作って飼育する方法は、広く存在すると考えられます。

ただ、巣を壊してハチミツを採るため、群れの数が維持しにくいなどの欠点があります。この欠点は日本の丸洞式巣箱と同じですね。

丸太や壺などのごくシンプルな巣箱から、重箱式巣箱に移行することで、手間やコストを増やさずに、生産性を向上できる可能性があります。

日本では飼育者が減った丸洞式巣箱

実は、日本ではもう丸洞式巣箱はあまり主流ではありません。

伝統的にニホンミツバチの飼育が行われている地域では主流の場合があります。

しかし、ここ数十年で新しく始めた人は、丸洞式巣箱はあまり使用していません。

その最大の理由は、ハチミツを採るときに巣を壊す必要があるためです。

うまく工夫してハチミツが貯められている部分だけ一部採取する方法もありますが、重箱式巣箱の方が簡単です。

また、林業が廃れてしまった今、丸洞式巣箱に使う直径30cm以上、高さ50cm程度の丸太は、もはや手に入りやすいものではありません。くり抜いて巣箱を作るのも大変です。

板も安く手に入りますし、重箱式巣箱の方が作成が楽です。

このような理由から丸洞式巣箱を使うなら、重箱式巣箱の方が良いということで、重箱式巣箱で飼育する人が増えています。

他の国でも、丸洞(丸太)、壺などの飼育方法から、重箱式巣箱に移行することで、生産性を改善できる可能性があります。

トウヨウミツバチの飼育は低コストが魅力

本格的にハチミツの大量生産を目指すなら、セイヨウミツバチが良いという結論になるでしょう。

日本でも、プロの養蜂家のほぼすべてがセイヨウミツバチを飼育しています。

もちろん、アジアの途上国でもセイヨウミツバチを飼育しており、大規模に飼育しているところがあります。

本業として、ある程度大規模にしっかりと初期投資して行うのであれば、セイヨウミツバチが良いでしょう。

しかし、最初のラオスの村のような環境だと、セイヨウミツバチの飼育に必要な、次の内容が難しい場合があると考えられます。

・セイヨウミツバチの群れを購入する
・セイヨウミツバチの飼育方法をしっかり学ぶ
・定期的な点検作業を行う

日本ミツバチを重箱式巣箱で飼育する場合は、ほとんど手間をかけることなく、ハチミツが採取できます。また、学習することも少ないです。

このため、週末養蜂に向いています。

同様に、アジアの途上国での副業としての、時間や労力をかけない養蜂において、重箱式巣箱が活躍する余地は大いにあると考えています。



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