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ここでは、ニホンミツバチから採取した蜜蝋(ミツロウ)の利用方法を紹介します。蜜蝋の使い道がなくて余っているという方は、どれかチャレンジしてみましょう。

蜜蝋(ミツロウ)とは

蜜蝋は、ミツバチの巣の材料です。ミツバチの六角形の巣は有名ですね。あの巣はなんとも言えない、柔らかく軽い素材からできているのですが、その素材こそが蜜蝋です。

蜜蝋はミツバチのお腹から分泌され、巣作りに使われます。そして、巣を溶かして固めたものが蜜蝋として売られています。

蜜蝋と人類との歴史は長く、中世のヨーロッパでは教会のキャンドルとして使われてきました。石油から作るロウソクがない時代、蜜蝋は貴重なものだったようです。

今では蜜蝋のロウソクとしての用途は減ってしまいましたが、ススが少ない、柔らかい炎、甘い香りが広がることからアロマの用途で使われています。

現在は、化粧品材料として利用が多いようです。

また、蜜蝋は人体に無害です。料理に使う国もありますし、アジアでは漢方でも使われます。

蜜蝋は安心安全の素材として注目されており、蜜蝋を使ったクレヨンや、無垢の板に塗装する蜜蝋ワックスなどがあります。

養蜂をすると蜜蝋も採取できます

ニホンミツバチの群れを飼育していると、ハチミツを取った後の搾りかすから、蜜蝋を取り出すことができます。

取れる蜜蝋の分量は、ハチミツの5%程度ですが、ハチミツのようにたくさん消費できませんし、そのまま知り合いにプレゼントすることもあまりありません。

たくさん群れを飼育すると、蜜蝋が貯まっていくことが多いです。

搾りかすを畑などに撒いて捨ててしまうという方もいますが、蜜蝋もミツバチからの大切な贈り物です。ぜひ蜜蝋を有効活用してみましょう。

ロウソクだけじゃない!蜜蝋のレシピは様々

蜜蝋は何に使えるのでしょうか?もちろん、ロウソクに使えますが、ロウソクだけが利用方法ではありません。

蜜蝋は、ハンドクリームなどの材料として広く使われているものです。

蜜蝋を使った製品もたくさんありますし、手作りコスメの本でも蜜蝋を使ったたくさんのレシピが登場します。

ロウソクは蜜蝋を溶かして固めるだけですし、ハンドクリームやリップクリームは溶かした蜜蝋と植物油を混ぜるだけです。

ここでは、蜜蝋を使ったロウソク、ハンドクリーム、リップクリーム、蜜蝋ワックス(木材用)、蜜蝋ワックス(革用)、せっけん(MPソープ使用)、せっけん(苛性ソーダ使用)の作り方ご紹介します。

定番の蜜蝋ロウソク

現在では、石油由来のロウソクをいくらでも安価に作ることができますが、蜜蝋の持つほのかな香りや、美しい炎の揺らぎは、ヒーリング、アロマテラピーの観点から注目されています。

ニホンミツバチの蜜蝋は高価なので、少し燃やしてしまうのはもったいない気がしますが、試しに作ってみるのも楽しいでしょう。

必要なのはロウソク芯です。それに芯を支える座金を必要に応じて利用します。

蜜蝋ロウソク作りは非常に簡単です。蜜蝋とロウソク芯で作ることができます。蜜蝋を温めて柔らかくして粘土で遊ぶように作れます。型に流し込んでも作ることもできます。

しかし、綺麗に燃やすには、少しコツがいります。蜜蝋は芯への吸い込みが悪く、太いとあまりうまく燃えないことが多いです。

芯の選定とキャンドルの太さが蜜蝋ロウソク作りには重要です。

太めのキャンドルを蜜蝋100%で作るのは少し難しいかもしれません。

蜜蝋を使った手作りハンドクリーム

蜜蝋を使った手作りハンドクリームは有名で、手作りハンドクリームのレシピには、頻繁に蜜蝋が登場します。

材料は基本的に蜜蝋と植物性油です。香りをつける場合はエッセンシャルオイルを加えます。基本的な作り方は、湯せんで温めた植物油に、蜜蝋を溶かす方法です。

だいたいどのレシピを見ても、オイル100mlに対し蜜蝋20gの割合です。ですが、蜜蝋の量は調節でき、15gから25gの範囲ならなんの支障もありません。蜜蝋の量を増やすと、クリームが硬くなります。

また、材料にビーズワックスと書かれている場合、蜜蝋のことを指しています。

ハンドクリームは、使用する植物油が重要です。初めての方は、手ごろなオリーブオイルを使われます。しかし、オリーブオイルはベットリしすぎた感じになってしまうのです。

オイルは、最適なのはホホバオイルです。ホホバオイルは、べたつかず、人体との相性も非常にいいオイルです。店舗で売っているところは少ないですが、ネットショップで探すと簡単に見つかります。ホホバオイルは品質が高いですが、価格も高いのが難点です。入手先としては、よりお手ごろな値段の、スイートアーモンドオイルでも作れます。オリーブオイルはべたつきますが、乾燥肌の人にとってはいいようです。

アロマのお店アルモニさんに、ハンドクリーム作りのコツについて伺いました。アルモニさんには蜜蝋も販売していただいております。

Q1. 蜜蝋、植物油以外に必要な材料はありますか?
よくシアバターとか入れる方いますが、せっかく日本蜜蜂の最高級の蜜ろうを使用するのであれば、絶対に入れない方がいいです。日本蜜蜂の蜜ろう&植物油がいちばんです。

Q2.おすすめのエッセンシャルオイルはなんですか?
蜜ろうクリームと言えばまず、どこの教室や、書籍でも万能クリームとして紹介されているのが、真正ラベンダーとティーツリーです。また、例えば使用用途が練り香水の場合は、とっても高価ですが、ローズやサンダルウッドなども使用すれば非常に素晴らしい香りになります。自分はいつも真正ラベンダー&サンダルウッドで作って、香水としてというよりリラクゼーションのために付けています。

天然素材しか使わない手作りのハンドクリームが簡単に作れるのは嬉しい限りですが、注意も必要です。

体質によっては肌に合わない場合もあり、深刻なアレルギーを引き起こすこともあります。

必ず腕などの皮膚が柔らかい場所に少量塗り、赤くなったり痒みがでないかを確認してください。

蜜蝋で自作したハンドクリームを家族で使う場合やプレゼントする場合は、注意点をちゃんと伝えるようにしてください。

蜜蝋レシピ3. リップクリームの作り方
蜜蝋は万が一口に入ってしまっても安全です。オリーブオイルなどの植物油と蜜蝋をだけ使えば、口にいれても無害なリップクリームができます。

ハンドクリームと同じ方法で作ることができます。また、リップクリーム用のスティック型のケースも、手作り化粧品のお店で販売されています。

こちらもハンドクリームと同じく、体質によってはアレルギーを引き起こすことがあるので、注意してください。

蜜蝋レシピ4. 蜜蝋ワックス(木材保護用)の作り方

シックハウス症候群対策に、その安全性が注目されている蜜蝋ワックス。

建築用の植物油と蜜蝋を使い、ほとんどハンドクリームと同じ方法で作ることができます。

こちらも目立たない場所などでテストするようにしていただき、自己責任で作成してください。

蜜蝋レシピ5. 蜜蝋クリーム(革用)の作り方

革製品保護用のクリームができます。

蜜蝋レシピ6. せっけんの作り方
MPソープを使って簡単にせっけんが作れます。

苛性ソーダを使って作る本格的な手作り石鹸にも蜜蝋が使えます。

せっかく作るならニホンミツバチの蜜蝋で

ニホンミツバチの蜜蝋は、セイヨウミツバチのように、養蜂に薬品や抗生物質を使わないため安心です。

また、セイヨウミツバチも蜜蝋とは微妙に質感が違い、蜜蝋自体も少し柔らかいのも特徴です。
ニホンミツバチを飼育していると行っても、蜜蝋を作る手間はかかりますが、ぜひ自家製蜜蝋にチャレンジしてください。

ニホンミツバチの蜜蝋の作り方については、次のページで詳しく解説しています。

=> ニホンミツバチの蜜蝋の作り方

なお、セイヨウミツバチの蜜蝋は広く販売されており、そんなに高価ではありません。

自分で取れるニホンミツバチの蜜蝋より、たくさん蜜蝋が必要になったら、セイヨウミツバチの蜜蝋を購入して作るのも良いでしょう。

ニホンミツバチの蜜蝋は分蜂群れ捕獲に

最近では、ニホンミツバチの週末養蜂が人気になっています。

このため、ニホンミツバチの蜜蝋は、分蜂群れの捕獲用として広く利用されています。巣箱に蜜蝋を塗ると、分蜂群れが入りやすいと言われているのです。

ほぼ全ての愛好家が、ニホンミツバチの蜜蝋を巣箱に塗って捕獲しています。

貴重な捕獲用のニホンミツバチの蜜蝋を販売していますので、購入される方は次のページから説明を読んでください。

蜜蝋の中に若干ゴミがありますが、取り除けばハンドクリームなどの用途にも利用できます。

=> 分蜂群れ捕獲用のニホンミツバチの蜜蝋の販売はこちら

蜜蝋の製品化も可能

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会で採取した蜜蝋は、椿みつ朗という高級リップクリームの材料として使われています。詳しくは、こちら

また、その他にも、材料として使っていただいているところがあります。

ハチミツだけではなく、蜜蝋でも商品化は可能です。ハチミツを商品化しているニホンミツバチの愛好団体はありますが、蜜蝋はまだあまりないように思います。今後、蜜蝋の製品化が広がって行くと良いです。

ただ、ハンドクリームのような化粧品の販売には、法律での規制があるため、個人で手作りしたハンドクリームを販売することは違法です。

肌につけるものですのでアレルギーなどの危険があります。無料で差し上げる場合も、十分に注意してください。






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