人と自然の共生。
ニホンミツバチにこだわり里山を守っていく
私たちは、ニホンミツバチを飼育する数少ない企業です。ハチミツで収益を上げることを考えると、必然的に生産性が高い、外来種のセイヨウミツバチを選ぶことになります。
自然との共生のためニホンミツバチのみを飼育しており、ニホンミツバチの大切さ、飼育方法をウェブサイトやYouTube、イベントを通して全国に広げています。
(株)週末養蜂は、会長(週末養蜂チャンネルでは師匠として登場)が90年代に民家の床下やお墓にできたニホンミツバチの保護を始めたことで始まりました。
当時は飼育書や、インターネットでの情報がほとんどなく、最初は失敗ばかりでした。試行錯誤するうちに、徐々にうまく飼育できるようになりました。
徐々にハチミツの生産量が増え、販売にも力を入れ始めた矢先の2010年頃に、ニホンミツバチに寄生するダニが海外から侵入しました。
50群を超えていた群れがわずか数群まで減り、自然界のニホンミツバチも激減しました。研究機関の支援も受け、2020年にようやくアカリンダニ前の水準までハチミツの生産量が戻り、本格的に販売できるようになりました。