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ビルの屋上でもニホンミツバチの養蜂はできますか?
更新日: 2023年12月10日

養蜂家

ビルの屋上でもニホンミツバチを飼育することはできますが、群れの捕獲や暑さ対策の難しさ、近所迷惑の問題から初心者にはお勧めできません。

最近、 ビルの屋上でミツバチを飼育するミツバチプロジェクトがたくさんあり、屋上で飼育したいという方も増えてきました。ミツバチプロジェクトの大半は、外来種のセイヨウミツバチを飼育しています。

しかし、少ないながらもニホンミツバチをビルの屋上で飼育するプロジェクトや、趣味の方もおられます。また、2022年には鉄腕ダッシュで、新宿のビルの屋上にニホンミツバチがやってくる様子が紹介されました。ニホンミツバチでも数十メートル程度の高さなら問題ないようです。

住宅地や都市部での養蜂は安全性や近所迷惑の問題が常にありますが、屋上には限られた人しか巣箱に近付かないので、安全性を確保しやすいメリットがあります。

もちろん、糞害や、分蜂時の騒ぎなどは起こりますので、近所迷惑には十分に注意しましょう。初心者にはお勧めできません。近所迷惑について詳しくは、次のページで詳しく解説しています。

近所トラブル対策

住宅地での養蜂はトラブルにつながります。苦情だけではありません。ニホンミツバチで起こりやすい近所トラブルと防止方法を紹介します。

ただ、捕獲の難しさと暑さ対策の難しさには注意する必要があります。

ニホンミツバチの飼育は、空の巣箱を置いておき、そこに野生のニホンミツバチが引っ越してくるのを待ちますが、自然が少ない都市部では捕獲が難しい場合が多いでしょう。 前述の鉄腕dashでも5年程度かかっています。

また、飼育において注意したいのが暑さ対策です。遮るものがないこと、コンクリートが多いため直射日光とその照り返しで巣箱周辺が高温になりやすいです。暑さ対策をしっかり行う必要があります。

近所迷惑のことも考えると、とても初心者にお勧めできるようなものではありません。

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