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東北などの寒冷地ではキンリョウヘンの開花調整が難しいですか?
更新日: 2020年05月04日

東北ではキンリョウヘンの栽培、開花調整が難しいという声をよく聞きます。

2014年から、キンリョウヘンの誘引成分を化学的に合成した、「待ち箱ルアー」が発売されていますが、特に東北地方の方から製品を高く評価していただくことが多いです。

養蜂家の交流サイト、ミツバチQ&Aで質問したところ、うまく行っている人もいますが、難しいという声も多く聞かれました。

東北ではキンリョウヘンの栽培が難しいとよく聞きますが、特にどの部分が難しいですか?|ミツバチQ&A

当方は岩手県ですが、分蜂時期に開花時期を合わせることはほぼ不可能です。過去六年養蜂してますが、開花が分蜂時期にドンピシャと当たったことはありません。キンリョウヘンの開花には複数の要素(気温、日照、日数など)が必要で、そのいずれかの要素の環境が日本の東北では揃いにくいのだと思われます。(中略) そういう意味では待ち箱ルアーは本当によい発明品だと思います。集蜂効果はキンリョウヘンよりも高いと感じていますし、なにより管理が楽です。キンリョウヘンを栽培するよりは大人しく待ち箱ルアーを購入したほうがいいと思います。

東北は寒さが厳しいので、凍傷になって枯れてしまう心配はありますし、他の地域と比べて室内に取り込む期間も長いので、キンリョウヘンの栽培や開花調整も難しいのは確実に言えそうです。

同じ質問の回答でも、うまく育てている方ももちろんおられました。

私は東北仙台在住ですが特に問題は無いと思います

また、東北の岩手県の養蜂家の藤原 誠太さんは日本ミツバチ―在来種養蜂の実際 (新特産シリーズ)で以下のように書かれています。

キンリョウヘンは冬期でも凍りさえしなければ戸外で育てることができるが、高地や寒地では室内に置く。夜間、凍らなくなってから、屋外に出して育てると、不思議とそれぞれの地方の日本ミツバチの分封に合うように花が咲く。

このように、うまくいくと言っている方もいますが、東北では開花時期が合いにくいという声も多く聞かれます。東北地方の方は、キンリョウヘンの栽培が他の地域よりも難しい可能性が高いと考えてくださって良いです。

キンリョウヘンの代わりに使うことができる、待ち箱ルアーについては次のページをお読みください。

待ち箱ルアー

キンリョウヘンの誘引成分を分析し、化学的に合成された誘引剤です。巣箱に取り付けて、ニホンミツバチの分蜂群れの誘引を行います。

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