Q大阪でもニホンミツバチを養蜂できますか?更新日: 2020年05月04日
大阪は条例が厳しく、養蜂はなかなか難しい状況です。
日本一緑が少ない街と言われる大阪にもニホンミツバチは生息しており、大阪城にニホンミツバチの自然巣が見つかることもあります。
しかし、大阪府では養蜂について厳しい条例を制定しており、大阪のほとんどの場所では、庭先養蜂、都市養蜂を行うことは難しいでしょう。
遵守事項として一つ目に、「巣箱は、住宅、学校、工場、道路、公園その他人が常時出入りし、通行し、又は集合する場所から20メートル以上離れた場所に置くこと。」とあります。 (参考: 大阪府での蜜蜂の飼育について )
都市部では「住宅」から離れた場所に巣箱を設置するのはほぼ不可能なので、大阪の都市部での養蜂は厳しい状況です。郊外の田畑などに巣箱を設置して飼育するしかありません。
どうしても飼育したい人は土地を借りてください。養蜂には広い土地が必要なイメージがありますが、巣箱をおくための畳一枚分くらいのスペースがあれば飼育できます。
郊外や山間部などで畑の隅に巣箱を置かせてもらないか相談してみてください。
マンションや住宅街などで養蜂を行うことは近所迷惑となるリスクが大きいのですが、大阪では罰則が課せられることもあるので注意が必要です。
この条例を守らずにこっそり飼育している人も多くいるようですが、きちんとルールを守って飼育するようにしてください。
なお、近所迷惑については、次のページで詳しく解説しています。
住宅地での養蜂はトラブルにつながります。苦情だけではありません。ニホンミツバチで起こりやすい近所トラブルと防止方法を紹介します。
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