お知らせ
2020年09月17日

オオスズメバチ襲来中!

オオスズメバチ対策のポイントは、「オオスズメバチが巣箱の中に入れないようにすること」です。

巣門の高さを7mmにして、侵入を防ぎます。

ただし、これだけではダメです。

オオスズメバチは強力な顎で巣門を削って広げようとするためです。

巣門や、節穴、巣箱の隙間などがあると、何日も削り続けます。

板が反ってできた隙間や、節穴などが空いていないか、今のうちにチェックしておいてください。

また、夏に天井に換気口をつける場合、そこから侵入することがあります。金網を貼りましょう。

オオスズメバチがかじるのは巣門の上側なので、巣門の上側に金属板を貼り付けたり、巣門全体を金網で覆ってください。

ペットボトルトラップは対策としてよく使われますが、ペットボトルトラップに目もくれずニホンミツバチの巣を襲うことがよくありますし、トラップにはオオスズメバチ以外のスズメバチも多数かかってしまうため、生態系に悪影響があります。

また、粘着シートの場合は、まず一匹オオスズメバチをつけるとあとは面白いようにかかりますが、最初の一匹がつかないとなかなか効果がありません。

週末養蜂では、「オオスズメバチが巣箱の中に入れないようにする」という対策だけ行いますが、オオスズメバチの被害はほとんど出ていません。