毎週養蜂の情報が届く!メールマガジン登録

季節に応じた飼育情報をお届けします。これから始める人のチャレンジもサポート!

6,000人以上が登録している大人気のメルマガです。登録は無料です。いつでも配信停止できます。

金稜辺(キンリョウヘン)は、ニホンミツバチの捕獲にとても効果的です。金稜辺(キンリョウヘン)はどこで入手すれば良いのでしょうか?まだ、価格はどのくらいでしょうか?購入方法や注意点をご紹介します

【ご注意】キンリョウヘンの購入で失敗される方がとても多いです

これから始められる方で、キンリョウヘンの購入・栽培で失敗される方が多いです。

キンリョウヘンは蘭の中では育てやすいものですが、それでもこれまで経験のない方がいきなり行うのは大変です。

  • そもそも翌年に開花しない花を購入してしまった
  • せっかく購入してもうまく育てられず枯れてしまった
  • ニホンミツバチの捕獲シーズンとずれた時期に開花してしまった

このページをよく読まれることをお勧めいたします。

初心者の方で、ランの栽培経験がない方は、キンリョウヘンの誘引成分を化学的に合成した製品「待ち箱ルアー」がおすすめです。
捕獲シーズンに購入して巣箱に取り付けるだけで簡単に利用することができます。

=> 待ち箱ルアーについてはこちら

キンリョウヘンの価格は、数千円程度から1万5千円程度

キンリョウヘンは、園芸店ではだいたい3000円から6000円程度の価格、ヤフオクなどのオークションサイトでは、3000円から15,000円程度の価格で売られています。これに、だいたい1000円から2000円程度の送料がかかります。

キンリョウヘンといっても、価格はピンキリなのです。どうしてこんなに価格が違うのでしょうか?そして、どのようなキンリョウヘンを選べば良いでしょうか?


花が咲いた状態のキンリョウヘン、これくらいの大きさなら、5000円から7000円くらいで手に入る?

キンリョウヘンの価格が異なる3つの理由

一口にキンリョウヘンといっても、その価格を左右するものがいくつかあります。キンリョウヘンの価格は、主に次の3つで変わります

  • 購入時期
  • 花芽、開花見込みの有無
  • 株の大きさ

これらそれぞれが影響して価格が高くなったり、安くなったりします。

価格が異なる3つの理由1 購入時期

まず、購入時期です。需要が大きくなる分蜂時期が最も価格が高くなります。

多くの人がニホンミツバチを捕まえようと、キンリョウヘンを直前になって探し求めるためです。園芸店のネットショップでは、春の分蜂の時期にはキンリョウヘンが売り切れていることも多いです。

分蜂時期の花が咲いているキンリョウヘンなら価格が上がることは間違いなし。オークションなどでどうしても欲しい人が競り合うと予想外に高騰することもあるでしょう。

実際に、2000年代後半ごろからのニホンミツバチブームで価格も高騰していたようですが、キンリョウヘンの誘引成分を化学的に合成した「待ち箱ルアー」が2014年に発売されてから少し落ち着いたように思えます。

特に初心者の方には、価格が高騰したキンリョウヘンよりを春に慌てて買うよりも、扱いやすくお求めやすい待ち箱ルアーを使われることをおすすめします。待ち箱ルアーについて詳しくは次のページをお読みください。

=> 待ち箱ルアーについて詳しくはこちら

価格が異なる3つの理由2 花付き、開花見込みの有無

次に花芽、つまり翌年の春に開花が見込まれるかどうかです。キンリョウヘンは花が咲かないとニホンミツバチの捕獲には意味がありません。このため花芽の有無と、その数で大きく価格が変わります。

花芽は10月くらいから小さい花芽が付いています。花芽がないものを購入しても捕獲には使えず、自分で大きく育てて翌年に花芽が付かせないといけません。

次の写真には、根元の3箇所に、紫色の花芽がついています。このような株であれば、うまく栽培すれば翌年の春に開花します。

価格が安いからといって、開花する見込みのないものを購入してはいけません。購入の際には注意してください。

価格が異なる3つの理由3 株の大きさ

最後に株の大きさです。株が大きいものは、株分けして増やせますし、花芽たくさんつけます。

春に花が咲く直前の大きな株は価格がもっとも高く、ヤフオクのの過去の落札価格を見てみると、3月や4月に花芽が10本以上ついた大株が、1万5千円程度で落札されています。

花芽が10本以上ついていれば、それぞれ切り花にして捕獲に使うことで、多くの巣箱に使えますし、そのあとに株分けして増やすことも簡単なので、場合によってはお買い得かもしれません。

反対に株が小さすぎると、花芽をつけないこともあります。

金稜辺(キンリョウヘン)の入手時期

キンリョウヘンが必要になるのは、ニホンミツバチの分蜂時期の4月から6月です。最近のニホンミツバチブームのためにキンリョウヘンは品薄になっています。4月から探し初めても売り切れが多く、なかなか見つからないことがあります。なるべく早めに用意してください。

また、春ごろに開花する直前のものは価格が高騰します。オークションサイトなどでは、一万円以上で取引される場合もあるようですが、最近はキンリョウヘンの誘引成分を合成した待ち箱ルアーが4000円程度で手に入るようになったので、そこまで高騰することはなくなってきたようです。

キンリョウヘンの購入のオススメは、春になるよりも前の安い時に、開花の見込みがある株を購入し、キンリョウヘンをうまく育てて花芽をつけて咲かせることです。

次の写真のように、花芽がついているが、まだほとんど目立たないくらいのものが輸送での花芽の損傷のリスクも少なく安心です。

また、春に花の咲いたキンリョウヘンを購入する場合でも、大き目の株であればそこから株分けできますし、うまく育てられるなら購入するのも良いと思います。

しかし、その後栽培する意思がない場合、うまく育てられそうにない場合は、開花状態のキンリョウヘンを高値で買うのはもったい無いので、誘引効果も長い待ち箱ルアーの方を購入する方が良いでしょう。

金稜辺(キンリョウヘン)の入手先

キンリョウヘンの入手方法は、園芸店や、ネットショップやネットオークション、ニホンミツバチを飼っている人に譲ってもらう、などがあります。ただ、先ほど述べたようにキンリョウヘンは園芸用としての人気はありませんので、園芸屋さんにはあまり置いてありません。ホームセンターや園芸店を時間をかけてあちこち探しにいくのは得策ではありません。

インターネットで探すのが現実的な選択だと思います。楽天やヤフーショッピングなどでも販売しているところがあります。

キンリョウヘンは花が咲いていないと効果はありません。春になる前のものでも、花芽の有無で翌春に花が咲くかどうかが分かります。商品の説明文をよく読み、花芽の有無を確認してください。

ネットオークションでは、個人が出品している場合が多く、説明が不十分であったり、トラブルにつながる可能性があります。

花芽付きといってネットオークションで売られていたものが、葉芽、つまり葉っぱの芽だったという声もありました。小さいときは花芽と葉芽の区別が付きにくいです。出品者に悪意がなくとも、このような勘違いの可能性もあります。 キンリョウヘンをオークションで購入された方、トラブル等はなかったですか? | ミツバチQ&A より。

写真の根元の緑の小さいものが葉芽です。これがもっと小さい場合は、花芽となかなか見分けがつかないこともあります。

なお、私たちも、数は多くないものの、余ったキンリョウヘンを不定期で販売しています。詳しくは、こちら

金稜辺(キンリョウヘン)の偽物に注意

キンリョウヘンにはよく似た近種のランがあり、花が咲かない状態だと、玄人でないと近種との見極めも難しいです。しっかりした園芸店や、ニホンミツバチの愛好家から分けてもらう場合は問題ないでしょう。ヤフオクなどでは、悪意がない場合でも、出品者も勘違いして別のランをキンリョウヘンとして出品している可能性もあります。

キンリョウヘンの栽培は明治時代に流行ったことがあるようで、一般家庭の庭にもある場合も意外とあります。「このラン、毎年ミツバチが来てるんだけど、、、」という証言があれば、キンリョウヘン、もしくは誘引力を持つ交配種です。

「これ、キンリョウヘンじゃないかと思う」とだけだと、実際に誘引力があるかは、少し怪しいです。花が咲かないと見分けは困難です。

斑入りの金稜辺(キンリョウヘン)は誘引力が高い?

キンリョウヘンを探していると、他のものよりも一際値段が高いキンリョウヘンを見かけることがあります。斑入りの場合が多いです。

斑入りのキンリョウヘンは、芸術性が高く、価格も高いですが、通常のものよりも育てにくいのでおすすめできません。

誘引力が高いということもないので、ニホンミツバチの誘引が目的なら斑入りのものを購入する必要はありません。

オークションでは、個人からキンリョウヘンが購入できる

キンリョウヘンは、オークションサイトで販売されており、個人の出品者から購入することができます。

オークションは、日本語でいうと競売です。開始価格が決まっていて、競り合った結果、もっとも高い入札を行なった人が落札できます。インターネット上のオークションは、個人が出品しているものも多いので、品揃えがかなり豊富です。

オークションの醍醐味は、価格が一定ではなく、競合いで決まることです。このため、キンリョウヘンを安く入手できる可能性もあります。反対に、分蜂時期でキンリョウヘンの需要が高まっている時は、価格が高くなることもあります。

日本の代表的なオークションサイトは、ヤフオクです。他のオークションサイトよりも商品数が圧倒的に多いので、ヤフオクで探されることをお勧めします。

園芸店でキンリョウヘンが売り切れていてもオークションなら見つかる場合が多い

入手が難しいキンリョウヘンも、オークションなら見つかります。

キンリョウヘンは、園芸店には置いてありません。近所の園芸店を探しても見つからなかったという方も多いです。ニホンミツバチを飼育する人には、ほとんど価値のない蘭だからです。

最近では、園芸店のネットショップで、売られており、楽天市場などのモールでも販売されていますが、春には売り切れている場合が多いです。

しかし、オークションでは、個人の方が栽培したキンリョウヘンを入手できるので、春でも売り切れずに出品がされています。ネットショップで見つからない場合は、オークションサイトもチェックしてみましょう。

ニホンミツバチの愛好者がこれだけ増えており、キンリョウヘンは株分けで毎年増やせることを考えると、増えすぎたキンリョウヘンがオークションサイトに出品されるのは自然なことです。私たちも、必要分以上のキンリョウヘンを栽培しています。積極的に増やすというより、毎年株分けすると増えて行ってしまいます。

2017年春のオークションでの最高価格は16,000円

オークションでのキンリョウヘンは、大株は高値で競り落とされています。

2017年春に落札されたキンリョウヘンの最高価格は、3月19日に落札された、「☆日本蜜蜂☆キンリョウヘン大株☆ 金稜辺☆バルブ19・花芽15本」が最高価格の16,000円でした。送料も1,000円程度かかるので、合計で17,000円程度になります。

開始価格は10,000円でしたが、入札が複数あり、最終的に落札価格が16,000円となりました。価格が高い理由としては、以下のものがあります。

  • キンリョウヘンの株が大きい
  • 花芽が15本もあり、分蜂群れの誘引に使える
  • 3月19日という分蜂の直前

花芽が15本あるので、切り花にして使えば、たくさんの巣箱で使うことができます。また、分蜂シーズンが終わったら株分けして増やすこともできます。

このキンリョウヘンだけが極端に高いということはなく、花芽がたくさんついた大株だと、高い価格で競り落とされています。

  • 「☆金稜辺 キンリョウヘン 本日1~2本開花始め 大きな花蕾19本付き!無地葉(原種)特上木株立ち 最多58輪」16,000円 (送料別 830円〜) 4/29落札
  • 「キンリョウヘン 金稜辺 蕾付き 花10本以上」 13,300円 (送料別 1,944円) 3/5落札
  • 「キンリョウヘン 金稜辺 花芽14本付き ミツバチ捕獲用 1」13,000円 (送料別 1,404円〜) 3/5落札

オークションでは花芽が3から5本程度の株なら価格は、4,000円から6000円程度

花芽が3から5本程度ついた株であれば、だいたい4000円から6000円、別途送料が1000円〜が相場のようです。園芸店でもだいたいこのくらいで販売されているものが多いです。

園芸店では売り切れのところも多いので、どうしてもキンリョウヘンが欲しい場合はオークションサイトを見てみるのも良いでしょう。なお、オークションは個人間でのやりとりとなりますので、トラブルには十分お気をつけください。購入の条件、出品者の評価をよく確認してから入札するようにしましょう。

オークションでは価格だけではなく、送料に注意しよう

園芸店でもなかなか見ることができないキンリョウヘンの大株など、様々なキンリョウヘンの入手ができるオークションですが、注意点もあります。

送料などの取引条件が各商品、出品者によって違うことです。特に送料は大きな違いになります。

キンリョウヘンを送るときには少し大きな段ボールに梱包するので、送料が1500円や2000円になることもあります。安値で落札したと思っても、送料がかかって結果的に安くならないこともあります。

入札前には送料にもよく注意して、合計金額を確かめてから、入札するようにしてください。

オークションでのトラブルに注意

オークションは個人間の取引ですので、トラブルには十分注意する必要があります。

入金したのに発送しないという詐欺が世間を騒がせたこともありますが、オークションサイトも対策をしているのであまり心配しなくても大丈夫です。

発生しやすいのは、写真と商品が違う場合、キンリョウヘンが配達時に痛んでしまうことです。

オークションはお互いを評価する仕組みがあるので、出品者の評価をよく確認しておきましょう。そして、キャンセル時の対応や、配送でのトラブルなどについての記載もよく確認しましょう。

オークションのトラブル1 花芽付きと書いてあっても実際には葉芽だった

ミツバチQ&Aで、オークションでの購入での失敗例のアンケートを取りました。その中から、いくつかトラブルをご紹介します。

キンリョウヘンをオークションで購入された方、トラブル等はなかったですか?

まず、花芽付きという触れ込みだったのに、それが葉芽だったという例です。これは2人の方から寄せられました。

かなり以前に、ネットオークションで購入したキンリョウヘンは、花芽付きという触れ込みオークションに出品されていました。
成長するに従って、それは花芽でなく、葉芽であることが判明しました。

オークションで花芽3こ付きと言う、キンリョウヘン買いました。
残念ながら葉芽しかありませんでした!

小さいうちは花芽と葉芽は見分けはつきにくいで、出品者に悪意がなかったかもしれませんが、花芽と葉芽だと大違いです。花芽がないと、ニホンミツバチの誘引には利用できません。

オークションは一定期間経つと出品者に連絡が取れなくなることもあるので、しばらく経ってから花芽ではないとわかっても問い合わせや補償が受けられない可能性もあります。

オークションでのトラブル2 状態が悪い

他には、届いた時に状態が悪くなっていたというものです。

植物なので、きちんと管理しないと状態が悪くなってしまいます。また、輸送中に痛む可能性もあります。

個人の出品者が管理を疎かにして、そのまま発送していることもあるようです。

ミスマフェットの3鉢セットを購入したら、届いた時に明らかに、葉の色が黄色くなっていて相当期間水やりが悪く管理されていたことが推測された物があり、現在でも回復の途中にある物もあります。

栽培に自信がない人には待ち箱ルアーがおすすめ

春になってからだと、価格が高騰していることもあります。キンリョウヘンを育てるのが上手い人なら良いのですが、そうでない場合はせっかくキンリョウヘンを購入しても無駄になってしまいます。

春になって分蜂直前で慌てて高値のキンリョウヘンを買うのであれば、待ち箱ルアーを使う方が良いと思います。待ち箱ルアーは、キンリョウヘンの誘引成分を化学的に合成して作られた製品です。2014年の発売以降、数千人以上の養蜂家が利用しています。

キンリョウヘンの花が数週間しか持たないのに対して、待ち箱ルアーは2倍以上の45日持ちますし、何より開封して取り付けるだけで、使い方も簡単です。

次の写真は、待ち箱ルアーでニホンミツバチを捕獲している様子です。白い円形状のものに、誘引成分が塗られています。

待ち箱ルアーについて、詳しい情報は、次のページをご覧になってください。

=> 待ち箱ルアーについて詳しくはこちら

最初のうちは待ち箱ルアーを使って捕獲にチャレンジし、慣れてくればキンリョウヘンを育てるのがオススメです。

キンリョウヘンの育て方についても解説しています

キンリョウヘンは購入するのも手間がかかりますが、栽培もそう簡単ではありません。
キンリョウヘンを分蜂時期に合わせて咲かせるための育て方について紹介しています。次のページをお読みください。

=> キンリョウヘンの育て方



毎週養蜂の情報が届く!メールマガジン登録

季節に応じた飼育情報をお届けします。これから始める人のチャレンジもサポート!

6,000人以上が登録している大人気のメルマガです。登録は無料です。いつでも配信停止できます。

更新日: