ニホンミツバチの飼育方法

更新日:2020年03月07日

ようやくニホンミツバチを捕獲できたら、飼育が始まります。飼育といっても、重箱式巣箱で飼育する場合、普段はほとんどすることはありません。

春捕獲してから、捕獲してからニホンミツバチの飼育が始まる

春に群が捕獲できたら、ニホンミツバチの飼育が始まります。最初は、巣箱の上の隅の方にニホンミツバチが固まっています。

入居直後はもちろん巣は作られておらず、ニホンミツバチは一から巣作りを行います。

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また、まだ捕獲できていない方、これからニホンミツバチの飼育を始めようと考えている方向けには、ニホンミツバチの捕獲方法を詳しく紹介しています。まずは、次のページをご覧ください。

飼育を始めたい方へ

ニホンミツバチの飼育を始めたい方のために、どのように、いつ準備すれば良いのかや、必要な準備物などを紹介します。週末養蜂家になりたい方はまずはこの記事を読んでください。

このページでは、ニホンミツバチの飼育者の中の中でもっとも利用が多い、重箱式巣箱を使った飼育方法を紹介しています。

しばらくは特にすることはない

ニホンミツバチは入居すると、花の蜜や花粉を集め、巣を作り始めます。

重箱式巣箱の飼育の場合、人間がすることは特にありません。

反対に、巣箱の中を持ち上げて覗いたり、周りを人間がウロウロしたりすると、ニホンミツバチは外敵の危険を感じて逃げてしまう可能性があります。

なるべくそっとしておいてあげましょう。

巣箱の中を覗いて点検を行う

重箱式巣箱では、巣箱を底から覗いて内部の様子を点検します。

健全な群れでは、巣板が見えないほど、たくさんのニホンミツバチがいます。

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次の群れでは、ニホンミツバチの数が少なく、巣の半分程度が露出しています。これは健全な状態ではありません。この群れは女王蜂がいなくなっており、この後に消滅してしまいました。

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巣板が見えているときは、何らかの問題がある場合が多いです。写真を撮ってミツバチQ&Aで質問してください。全国の先輩からアドバイスをもらえます。

巣が大きくなってきたら、重箱を一番下に足す

待ち箱では2段の重箱式巣箱を使います。

分蜂群が入居すると、巣が上から下へ伸びていき、秋までに5 段( 高さ75cm) の空間が必要になります。

もし2 段のままにしておくと、広い空間を求めて引越し(逃亡)したり、分蜂が発生して群れの勢力が弱まってしまいます。

2段のままでは、ハチミツを採ることはできません。2段分いっぱいまで巣が伸びるには1、2ヶ月かかりますが、捕獲したら早めに追加の重箱の用意をしておきましょう。

重箱を追加する時期が遅れてしまうと、巣が下にはみ出してしまい、巣門枠や台の部分まで巣ができてしまいます。

重箱を追加するときには、巣門から上を持ち上げ、巣門の上に新しい重箱を追加します。

巣が成長すると持ち上げるのが大変になります。

次の動画のように、持ち上げ機を自作して使っています。この動画は継箱のタイミングが遅れて巣がはみ出てしまっている悪い例です。幸い、問題になることはありませんでした。

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群れが安定してきたら、メントールでアカリンダニ対策をしましょう

アカリンダニという、ニホンミツバチに寄生するダニの被害が2010年頃から全国的に広がっています。

タバコやお菓子にも使われる、メントールを巣箱の中に入れて予防対策を行います。

ニホンミツバチの飼育の中では、もっとも重要なものの1つです。

しかし、メントールを早い段階で入れると、ニホンミツバチが嫌って逃亡してしまうこともあります。

だいたい捕獲から1ヶ月後を目安として、追加してください。

アカリンダニとその対策については、別ページで詳しくご紹介しています。

アカリンダニ対策

2010年以降、アカリンダニが大きな問題となっています。対策しなければ群れの全滅のような大きな被害がでます。メントールで対策を行いましょう。

台風シーズンには巣箱の転倒に注意

台風シーズンには毎年、重箱式巣箱が転倒してしまった事例が報告されています。巣箱が転倒するとその衝撃で巣板が落下したり、女王蜂が事故死したりと、致命的な危機となります。

最近では、台風以外でも大雨や強風が吹くことも増えています。早いうちから転倒対策をしておきましょう。

重箱式巣箱は巣の成長に合わせて巣箱を積み上げていきます。夏から秋には5段、6段と高く積み上げることもあり、強風の影響を受けやすくなります。

土の上に巣箱を置く場合が多いので、重さで少し傾くこともあります。ピサの斜塔のように傾くと、強風で転倒してしまうかもしれません。台風がくる前に確認しておきましょう。

強風対策には、巣箱をしっかりと固定することが一番です。

私たちは、台から屋根までをロープでしっかりと縛っています。そして、重心を低くするため台の部分にコンクリートブロックで重りを載せています。

この対策によってこれまで台風で転倒したものはありません。(京都府での飼育)。固定方法には他にも、地面に杭を打ってロープを張る方法などもあります。

ミツバチQ&Aなどに投稿される写真を見ていると、巣箱の何倍も大きな屋根を取り付けている方もいます。強風の影響を受けやすいので、屋根は不要に大きくしないようにしましょう。

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