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ニホンミツバチの養蜂は副業におすすめですか?
更新日: 2023年12月10日

養蜂家

田舎での副業としてはおすすめです。楽しく、時間も費用もあまりかからないというメリットがあります。収入は不安定で発生するまで時間がかるデメリットがあります。

日本蜜蜂の副業はおすすめです。ニホンミツバチのハチミツはとても高価で、1kgが1万円から2万円くらいで売られています。

10群れ程度飼育して、年間に50kgのハチミツを採取して、数十万円の副収入を得ている人もある程度おられると推測します。

詳しくは次の動画でも詳しく解説しています。

初期費用とランニングコストが低い

副業に向いている点の1つ目は初期費用とランニングコストが低いことです。

群れを購入するのではなく、巣箱を手作りして自宅の庭や畑などに設置しておき、野生の日本ミツバチが入居するのを待ちます。

5つくらいの巣箱の材料と、ミツバチの誘引剤だけだと、初期費用は数万円です。また、入居したあとも、餌や薬代などはほとんど必要ありません。

手間や時間があまりかからない

副業に向いている点の2つ目は、時間もあまりかからないことです。ニホンミツバチは野生のミツバチが巣箱の中で生活をしているという状況で世話はあまりしません。

私達も週末養蜂の名の通り、初期の頃は趣味で週末に管理をしていました。それでも仲間数人と一緒に50群れくらいを飼育していました。

巣箱の点検は月に1回行えば十分です。

収益が上がるまで時間がかかるのが欠点

反対に、副業に向かない点としては確実性が低く、収益が上がるまで何年もかかることです。

まず春に群れが捕獲できるかというのは分かりません。どれだけ準備するかにもよりますが、最初の1群れを捕獲するまでに何年もかかることは珍しくありません。

捕獲できたとしても、ハチミツがあまりたまらず秋に採取できなかったり、途中で群れが死滅することもあります。

群れを少しずつ増やしていく必要がありますが、群れを増やせるのは春だけなので、何年もかかります。

まずは趣味から始めてみよう

日本ミツバチを飼うことはとても楽しいですし、1群から取れ年間5kgから10kgのハチミツだけでも家庭で消費するには十分過ぎる量です。

田んぼや畑に囲まれたような自然が豊かな地域にお住まいであれば、是非行われることをお勧めします。

趣味の養蜂は最近とても人気が高まっており、テレビなので取り上げられることも多くなりました。 私たちも2019年には、朝日新聞や朝日放送テレビ、NHKから取材を受けました。

ニホンミツバチの飼育をはじめてみたい方は、次のページをお読みください。

飼育を始めたい方へ

ニホンミツバチの飼育を始めたい方のために、どのように、いつ準備すれば良いのかや、必要な準備物などを紹介します。週末養蜂家になりたい方はまずはこの記事を読んでください。

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