セイヨウミツバチとニホンミツバチの違い

更新日:2020年06月02日

日本には、ニホンミツバチの他にも、明治時代に日本に輸入されたセイヨウミツバチがいます。養蜂というと、セイヨウミツバチの養蜂のイメージが強い人も多いですが、生態や飼育方法には違いがあるので注意が必要です。

セイヨウミツバチは外来種、ニホンミツバチは在来種

日本には、在来種のニホンミツバチが生息しています。

セイヨウミツバチは、アフリカやヨーロッパを起源とするミツバチで、たくさんハチミツが採取できて、攻撃性も低い、飼育もしやすいように、家畜として改良が行われてきました。

優れた飼育技術、巣箱と共に世界中に輸出されています。例えば、オーストラリアは養蜂大国として有名ですが、もともとミツバチは生息していなかったようです。日本にも明治時代に輸入されています。

セイヨウミツバチといってもたくさんの種類があります。日本で主に飼育されているのは、腰のあたりが黄色っぽい、イタリアンという種類です。日本の気候に合っているため導入がされたようです。

詳しくは、日本養蜂協会のホームページで紹介されています。

ミツバチの種類

セイヨウミツバチは家畜、ニホンミツバチは野生種

セイヨウミツバチは野生化していません。人間の管理下になければ生きていけない、家畜です。

日本には強力なオオスズメバチがいるためです。オオスズメバチはミツバチの巣箱に侵入し、ミツバチを皆殺しにして幼虫やハチミツを奪います。

在来種のニホンミツバチはオオスズメバチと長い間共存しており、集団戦法を用いた対抗策を持っているのですが、セイヨウミツバチは故郷にこのような凶悪なスズメバチがいないため、1対1で戦いを挑み、全滅してしまうのです。

また、セイヨウミツバチはダニにも弱く、ダニ対策の薬の使用が避けられません。

一方、ニホンミツバチを最近飼育するのがブームになっていますが、飼育されているよりもはるかに多い群れが自然界に生息していると考えるのが自然です。

セイヨウミツバチとニホンミツバチの飼育は別物

ニホンミツバチはほとんど放任のような形でも養蜂が可能ですが、セイヨウミツバチは飼育には高い技術が必要です。

これは、両者の性質の違いもありますし、ニホンミツバチは江戸時代以前から行われているのと大差ない伝統的なスタイルでの飼育が多い一方、セイヨウミツバチは近代的な巣箱を使っているという飼育方法の違いも大きいです。

このため、セイヨウミツバチが飼育できたら、ニホンミツバチも飼育できるわけではありません。もちろん、セイヨウミツバチの飼育者であれば、ニホンミツバチの飼育の習得は早いですが、セイヨウミツバチの飼育では群れを購入してくるのに対して、ニホンミツバチは野生の群れを捕獲することや、ニホンミツバチとセイヨウミツバチで性質に違いがあるなどの違いがあります。

セイヨウミツバチは、病害虫が発生しやすく、初心者が安易に飼育すべきではありません。病害虫は周囲の養蜂家の群れにも伝染してしまうと、他の人にも迷惑がかかってしまいます。しっかりと勉強して飼育してください。

ニホンミツバチを飼育してみましょう

ニホンミツバチは、セイヨウミツバチよりも採れるハチミツの量は劣りますが、野生のミツバチなので日本の気候、外敵に適応しています。

このため飼育にはほとんど手間がかからず、養蜂の知識が少なくても飼育できるというメリットがあります。

ニホンミツバチの飼育は最近静かなブームとなってきています。このホームページでは、ニホンミツバチの飼育方法について詳しく紹介しています。

ニホンミツバチを飼育してみたいという方は、ぜひ次のページをお読みください。

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