大人気の「レンゲハチミツ」の減少の理由

更新日:2020年05月04日

日本で人気の蜂蜜といえば、アカシアとレンゲです。

淡い黄金色で口に含めばほのかな花の香りが楽しめる、まろやかな味わいのレンゲはちみつは、クセのないすっきりした味わいゆえ、紅茶などの飲み物からドレッシング、お菓子作りまで幅広く利用されてきました。

しかし、蓮華のハチミツは大きく減産しており、手に入れにくい高価なハチミツになっています。

レンゲはちみつを生むレンゲ畑が全国的に激減

全国の田んぼにレンゲ畑がたくさんあったひと昔前までは、「はちみつといえば、レンゲ」といわれるほど、日本を代表するはちみつの一つでした。

ところが最近は、レンゲはちみつの収穫量が全国的に減少しています。蜜源となるレンゲの植栽面積でみると、昭和60年には21,900ヘクタールだったのが、平成26年には8,900ヘクタールに激減しています。(農林水産省 より )

加えて、国内の養蜂家の高齢化が進んでおり、養蜂家の数も減っています。

レンゲ畑が減少した理由

レンゲ畑が広がっていた理由は、稲作のためです。もともとレンゲは、田植え前の田んぼに種を蒔き、最終的には田んぼにすき込まれて肥料とされてきました。

そのレンゲ畑がなぜ減ったのでしょうか? 主な理由は3つあるといわれています。

  • 化学肥料の普及で、農家にとって面倒なレンゲの栽培を行わずとも、土作りができるようになった
  • レンゲを猛烈な勢いで食べつくす害虫の出現
  • 稲作の衰退

各地で広がるレンゲ畑を守り、増やす活動

一方で、自治体などを中心にレンゲ畑を守ろうという取り組みもあります。たとえば、岐阜県養蜂組合連合会では、農家にレンゲを育ててもらうなどして、レンゲ畑を増やす取り組みを積極的に進めています。

また、個人的に小さな休耕田を借りて、レンゲの種を蒔き巣箱を置いている人もいます。収穫したはちみつを毎年お礼に差し上げると、たいそう喜ばれるそうです。

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