キンリョウヘン(金稜辺)の入手方法、価格、通販、販売情報

更新日:2020年01月26日

金稜辺(キンリョウヘン)は、ニホンミツバチの捕獲にとても効果的です。金稜辺(キンリョウヘン)はどこで入手すれば良いのでしょうか?まだ、価格はどのくらいでしょうか?購入方法や注意点をご紹介します。

【ご注意】キンリョウヘンの購入で失敗される方がとても多いです

これから始められる方で、キンリョウヘンの購入・栽培で失敗される方が多いです。

キンリョウヘンは蘭の中では育てやすい品種です。しかし、これまで経験のない方がいきなり行うのは大変です。次のような失敗談を大変よく聞きます。

そもそも翌年に開花しない花を購入してしまった
せっかく購入してもうまく育てられず枯れてしまった
ニホンミツバチの捕獲シーズンとずれた時期に開花してしまった

初心者の方で、ランの栽培経験がない方は、キンリョウヘンの誘引成分を化学的に合成した製品「待ち箱ルアー」がおすすめです。捕獲シーズンに購入して巣箱に取り付けるだけで簡単に利用することができます。

キンリョウヘンの価格は、数千円程度から1万5千円程度

キンリョウヘンは、園芸店ではだいたい3000円から6000円程度の価格、ヤフオクなどのオークションサイトでは、3000円から15,000円程度の価格で売られています。これに、だいたい1000円から2000円程度の送料がかかるのが一般的です。

キンリョウヘンといっても、価格はピンキリなのです。

一口にキンリョウヘンといっても、その価格を左右するものがいくつかあります。キンリョウヘンの価格は、主に次の3つで変わります

  • 購入時期
  • 花芽、開花見込みの有無
  • 株の大きさ

これらそれぞれが影響して価格が高くなったり、安くなったりします。

価格が異なる3つの理由1 購入時期

まず、購入時期です。需要が大きくなる分蜂時期が最も価格が高くなります。

多くの人がニホンミツバチを捕まえようと、キンリョウヘンを直前になって探し求めるためです。園芸店のネットショップでは、春の分蜂の時期にはキンリョウヘンが売り切れていることも多いです。

分蜂時期の花が咲いているキンリョウヘンなら価格が上がることは間違いなし。オークションなどでどうしても欲しい人が競り合うと予想外に高騰することもあるでしょう。

実際に、2000年代後半ごろからのニホンミツバチブームで価格も高騰していたようですが、キンリョウヘンの誘引成分を化学的に合成した「待ち箱ルアー」が2014年に発売されてから少し落ち着いたように思えます。

特に初心者の方には、価格が高騰したキンリョウヘンよりを春に慌てて買うよりも、扱いやすくお求めやすい待ち箱ルアーを使われることをおすすめします。待ち箱ルアーについて詳しくは次のページをお読みください。

価格が異なる3つの理由2 花付き、開花見込みの有無

次に花芽、つまり翌年の春に開花が見込まれるかどうかです。キンリョウヘンは花が咲かないとニホンミツバチの捕獲には意味がありません。このため花芽の有無と、その数で大きく価格が変わります。

花芽は10月くらいから小さい花芽が付いています。花芽がないものを購入しても捕獲には使えず、自分で大きく育てて翌年に花芽が付かせないといけません。

次の写真には、根元の3箇所に、紫色の花芽がついています。このような株であれば、うまく栽培すれば翌年の春に開花します。

価格が安いからといって、開花する見込みのないものを購入してはいけません。購入の際には注意してください。

価格が異なる3つの理由3 株の大きさ

最後に株の大きさです。株が大きいものは、株分けして増やせますし、花芽たくさんつけます。

春に花が咲く直前の大きな株は価格がもっとも高く、ヤフオクのの過去の落札価格を見てみると、3月や4月に花芽が10本以上ついた大株が、1万5千円程度で落札されています。

花芽が10本以上ついていれば、それぞれ切り花にして捕獲に使うことで、多くの巣箱に使えますし、そのあとに株分けして増やすことも簡単なので、場合によってはお買い得かもしれません。

反対に株が小さすぎると、花芽をつけないこともあります。

キンリョウヘンの入手時期

キンリョウヘンが必要になるのは、ニホンミツバチの分蜂時期の4月から6月です。最近のニホンミツバチブームのためにキンリョウヘンは品薄になっています。4月から探し初めても売り切れが多く、なかなか見つからないことがあります。なるべく早めに用意してください。

また、春ごろに開花する直前のものは価格が高騰します。オークションサイトなどでは、一万円以上で取引される場合もあるようですが、最近はキンリョウヘンの誘引成分を合成した待ち箱ルアーが4000円程度で手に入るようになったので、そこまで高騰することはなくなってきたようです。

キンリョウヘンの購入のオススメは、春になるよりも前の安い時に、開花の見込みがある株を購入し、キンリョウヘンをうまく育てて花芽をつけて咲かせることです。

次の写真のように、花芽がついているが、まだほとんど目立たないくらいのものが輸送での花芽の損傷のリスクも少なく安心です。

また、春に花の咲いたキンリョウヘンを購入する場合でも、大き目の株であればそこから株分けできますし、うまく育てられるなら購入するのも良いと思います。

しかし、その後栽培する意思がない場合、うまく育てられそうにない場合は、開花状態のキンリョウヘンを高値で買うのはもったい無いので、誘引効果も長い待ち箱ルアーの方を購入する方が良いでしょう。

キンリョウヘンの入手先

キンリョウヘンの入手方法は、園芸店や、ネットショップやネットオークション、ニホンミツバチを飼っている人に譲ってもらう、などがあります。ただ、先ほど述べたようにキンリョウヘンは園芸用としての人気はありませんので、園芸屋さんにはあまり置いてありません。ホームセンターや園芸店を時間をかけてあちこち探しにいくのは得策ではありません。

インターネットで探すのが現実的な選択だと思います。楽天やヤフーショッピングなどでも販売しているところがあります。

キンリョウヘンは花が咲いていないと効果はありません。春になる前のものでも、花芽の有無で翌春に花が咲くかどうかが分かります。商品の説明文をよく読み、花芽の有無を確認してください。

ネットオークションでは、個人が出品している場合が多く、説明が不十分であったり、トラブルにつながる可能性があります。

花芽付きといってネットオークションで売られていたものが、葉芽、つまり葉っぱの芽だったという声もありました。小さいときは花芽と葉芽の区別が付きにくいです。出品者に悪意がなくとも、このような勘違いの可能性もあります。

キンリョウヘンをオークションで購入された方、トラブル等はなかったですか? より。

写真の根元の緑の小さいものが葉芽です。これがもっと小さい場合は、花芽となかなか見分けがつかないこともあります。

金稜辺(キンリョウヘン)の偽物に注意

キンリョウヘンにはよく似た近種のランがあり、花が咲かない状態だと、玄人でないと近種との見極めも難しいです。しっかりした園芸店や、ニホンミツバチの愛好家から分けてもらう場合は問題ないでしょう。ヤフオクなどでは、悪意がない場合でも、出品者も勘違いして別のランをキンリョウヘンとして出品している可能性もあります。

キンリョウヘンの栽培は明治時代に流行ったことがあるようで、一般家庭の庭にもある場合も意外とあります。「このラン、毎年ミツバチが来てるんだけど、、、」という証言があれば、キンリョウヘン、もしくは誘引力を持つ交配種です。

「これ、キンリョウヘンじゃないかと思う」とだけだと、実際に誘引力があるかは、少し怪しいです。花が咲かないと見分けは困難です。

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