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アカリンダニの発生時期を教えてください
更新日: 2021年04月18日

寄生は年中発生するようですが、症状が出やすいのは冬です

アカリンダニは、2010年に長野県で最初に発見されています。参考

ミツバチへの寄生は年間を通じて起っていますが、すぐに気づかないことが多いです。群れの一部のミツバチが寄生されても、健康な群れのように見えることが多いからです。

アカリンダニはミツバチの気管に寄生します。多くの卵を気管に産みつけるため、ミツバチは首を締められた状態となり、呼吸に問題が生じます。

窒息して飛べなくなったミツバチが巣箱の周りを徘徊するようになりますが、このような症状は注意深く見ないと気づかないことが多いです。

症状がはっきりと目立つのは冬です。アカリンダニに寄生された群れの多くは、冬を迎えると消滅してしまいます。

これは、アカリンダニに寄生されたミツバチは、筋肉を震わせて発熱することができなくなり、凍死してしまうからです。

ハチミツを残したまま群れが死滅した場合はアカリンダニが原因の可能性があります。近隣の群れも同様にハチミツを残したまま死滅した場合は、地域でアカリンダニが蔓延している可能性が大変高いです。

アカリンダニの対策方法については、次のページをお読みください。

アカリンダニ対策

2010年以降、アカリンダニが大きな問題となっています。全国に広がっており、地域で多くの群れが消滅するなどの被害が出ています。

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