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ニホンミツバチの熊(クマ)対策

更新日:2023年12月18日

ニホンミツバチのとって熊は恐ろしい天敵です。山間部では熊の被害が出ることは珍しくありません。熊の対策方法をご紹介します。

  • 目次
  • クマは恐ろしい天敵

    ニホンミツバチの飼育で、特に注意が必要なのがクマです。クマは巣箱を破壊してハチミツを奪う恐ろしい天敵です。

    群れやハチミツを失うだけではなく、巣箱まで壊されてしまいます。次の動画では、熊に巣箱を倒されてしまい、群れも逃げ出してしまいました。

    熊はなぜやってくる?時期は?

    熊は、ハチミツや幼虫を目当てにやってきます。ニホンミツバチの巣箱には、多い時には数十キロのハチミツが貯まっており、大変魅力的です。

    また、数千匹のサナギがいます。最近、昆虫食が話題になることも多いですが、熊にとっても昆虫は立派な食料です。ニホンミツバチの巣を襲えば、大量の食料を手に入れることができるのです。

    熊は、季節を問わずやってきますので、常に警戒する必要があります。

    熊対策には電気柵

    対策としては、電気柵で巣箱を囲う方法があります。電源がない場所ではソーラー式となり、一式10万円ほどになります。

    熊が来ないと思って電気柵をしていなかった場所や、設置が遅れてしまった場所では熊に襲われることがありますが、電気柵をしていても熊にやられることはほとんどありません。高価ですが有効な対策にはなります。

    熊の出没する地域でも、山側との間に交通量が比較的多い道があるなど、熊の被害が出にくい場所もあるので、そういった場所を選ぶのも有効です。

    養蜂家

    ニホンミツバチを山の中で飼育すると熊にやられる可能性が高いです。このため九州などの熊が生息しない地域を除くと、山の中で飼育する人は少ないです

    Q

    ニホンミツバチは山の中で飼育するのが一般的ですか?

    A

    山の中での飼育はあまり一般的ではありません。田舎の家の周囲や畑なので行えることが多いです。 巣箱などの運搬が難しいことに加えて、熊が生息する地域では、山の中では飼育が困難です。詳しくは、こちら

    近隣住民の安全・不安を考慮してください

    クマの出没する場所では、近隣住民の不安も考慮する必要があります。

    弊社の活動地域は山に囲まれていて、熊が生息しており、市街地に近い場所でも出没しています。果樹を食べた痕跡が見つかることも多く、熊は比較的身近な存在です。

    夜中に熊だけでなく、鹿やイノシシも里に降りてくるのが当たり前で、かといって熊が人間を積極的に襲うこともないことは十分に理解されています。

    ただ、近隣住民が「ハチミツで熊がやってくる」と不安になる場合もあり、そういった場所では飼育をしていません。

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