ロゴ

Q
日本ミツバチの毒性は?アナフィラキシーショックの危険性はありますか?
更新日: 2023年12月10日

養蜂家

個人差が大きくほとんどの人は少し腫れた後に痒みがしばらく残る程度ですが、ミツバチでもアナフィラキシーショックによる命の危険があります。

蜂に刺されて亡くなる方は、日本国内で1年間に20人ほどおられます。秋になるとよくニュースで蜂に刺された事件を目にしますが、このような事例はほぼ全てがスズメバチです。

ミツバチは注意を払えばそんなに恐ろしいものではないので、安心してください。

ミツバチに刺されても多くの場合は少し腫れる程度です。

ただ、刺された時の症状は人それぞれで大きく違うため注意が必要です。ミツバチに刺された場合も、アナフィラキシーショックを起こしてしまうこともあります。

採蜜や内検時に、ニホンミツバチに刺されてしまうことがあります。また、あまり多くはありませんが、季節や群れの状態によっては、巣箱に近づくだけで刺されることがあります。

ニホンミツバチを飼育して、内部の点検やハチミツの採取を行う場合は、いつか刺されます。いつかは必ず刺されると考えて、準備をしておいてください。

以前、ミツバチQ&Aでアナフィラキシーショックの体験が日誌に投稿されていました。

ニホンミツバチでもこのような重篤な症状になる場合があります。

日本蜜蜂とアナフィラキシーショック

よく聞くのが、2回目刺されると危ないということですが、これは正しくありません。

アレルギーがあれば1回目からでも危険性はあります。

また、最初はなんともなかった人が、何度も何度も刺されるうちに、アレルギー反応が出るようになることがあります。それが理由でドクターストップがかかり、ミツバチの飼育を辞めたという話を何人も聞いています。

刺されても大丈夫な体質の人も、将来のことを考えて面布をつけることをお勧めします。

多くの場合は、ネット通販のAmazonで販売されている千円程度の養蜂用のネットで十分です。ほとんど刺されることはなくなります。

週末養蜂なら年間の利用数もそこまで多くないので、少々安くても耐久性には問題ありません。

絶対に刺されたくない場合、群れが多いなどの理由で頻繁に着る場合は、しっかりした本格的なものを購入されると良いでしょう。詳しくは次のページをご覧ください。

刺されないために

ニホンミツバチに刺されても命を落とす可能性はあります。安全に養蜂できるようにしっかりと準備し、万が一の場合の対策も行いましょう。

関連するFAQ

もっと見る
同じカテゴリの投稿
おすすめの動画