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ニホンミツバチの重箱式巣箱の作り方 捕獲できたら屋根や台を追加しよう

捕獲時には待ち箱と呼ばれる最小限の構成の巣箱を使います。ニホンミツバチの入居後には専用の屋根や台を用意して、快適に暮らしてもらいましょう

目次

入居後に巣箱をアップグレード

シンプルな構成の待ち箱で捕獲した後、高機能な屋根や台に交換してあげましょう。「なぜ最初から用意しておかないの?」と思ったかもしれません。

待ち箱にニホンミツバチが入居する確率はだいたい数割くらいです。最初から作っておいても、たくさん余ってしまいます。

最初はシンプルな待ち箱作りに集中して、入居したものから屋根や台を交換するのが合理的です。なお、待ち箱の作り方は別のページでご紹介しています。  

注意
このページで紹介している屋根や台は、ニホンミツバチが入居してから1ヶ月以内に作成すれば間に合います。分蜂時期の前には作成せずに、その分の時間を待ち箱の作成に当てるのが捕獲への近道です。

このページで紹介している台や屋根がついた巣箱のセットも販売しています。  

鉄製台

重箱式巣箱は巣箱の下に巣門と呼ばれる出入り口があります。巣門が地面と同じ高さにあると、すぐに草で覆われてしまいますし、雨水が入りやすいなどの問題があります。

そこで、巣箱を台の上に載せて、巣門を地面から数十cm高い位置にします。弊社の台の材質は鉄で、コンクリートブロックを重りとして使用できるようになっています。

箱の上にオモリを乗せている巣箱の写真を目にします。しかし、箱の上にオモリを乗せると、重心が高くなり、倒れやすくなります。台にオモリを乗せて、ロープで巣箱を固定するほうが安定します。

台の役割は安定性を確保するだけではありません。巣箱の中の様子を点検しやすくするためにもこのような台を使います。鉄製台の細かい部分は次の動画で確認してください。

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鉄製台は販売を行なっています。  

屋根

雨を避けて巣箱の腐食を抑えるために、最上段の上に屋根を乗せます。

トタンの波板を乗せて屋根にする人も多く、それでも特に問題はありませんが、私たちは機能性を追求し、次のような屋根を使用しています。

作り方を説明します。まず、最上段にぴったり合う大きさで、木の枠を作ります。次に、トタン板(平板)を曲げて、木の枠に釘で打ち付けます。耐久性が優れているのでトタン板を使用していますが、2枚の木板を組み合わせて屋根を作っても問題ありません。

釘の部分から雨漏りするので、シリコンで隙間を埋めます。シリコンは一般的に水回りに使用されているものを使用しています。

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養蜂家

弊社では、場所によっては数ヶ月も見に行かないことも珍しくありません。このため、耐久性や機能性を重視しています。自宅周辺で頻繁に見にいく場合は、もう少し簡易な屋根や台でも大丈夫です。

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丸洞式巣箱はおすすめしていません。材料の入手と製作が難しく、管理も重箱式巣箱よりも難しいです。あまり実用的ではありません。詳しくは、こちら
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