蜂がかわいい?日本ミツバチをペットのように可愛がる人たち
ミツバチがかわいい?一般的には怖い存在と思われているミツバチ。しかし、ニホンミツバチの飼育者はペットのようにかわいがっています。ミツバチのことを思うあまり、ハチミツを採ることをやめる人もいます。
日本ミツバチはかわいいペットのような存在
なぜ日本ミツバチを飼育するのか?それはもちろん、ハチミツを採るためで、それ以上でも以下でもないと思っている人も多いでしょう。
しかし、多くの養蜂家は、日本ミツバチ をとても可愛がって飼育しています。実際に、養蜂をされている方に、日本ミツバチはどのような存在ですかと尋ねると、「家族」「ペット」「かわいい」という答えが返ってきます。
たまに刺されてしまうこともありますが、刺すから怖いと恐怖心を持っていてなるべく巣箱に近づかないでおこうという人は少ないです。
多くの養蜂家が、巣箱の前に頻繁に行って、特に何もせずに活動を見守っています。
日本ミツバチの巣箱を見つめるのがそんなに楽しいかと不思議に思うかもしれません。楽しむことが目的というよりも、元気や癒しを得ることができます。
ある日本ミツバチの愛好者の方の声を紹介します。
多くの人が、蜂を怖い存在だと思っているので、頑張っている日本ミツバチを眺めると癒されるという感覚が一番ピンとこない点だと思います。愛好家はまさにペットのように日本ミツバチを可愛がっているのです。
頑張っているのにかわいそうだから、ハチミツはとらない
中には、かわいそうだからハチミツは採らないという人もいます。
毎日、頑張って日本ミツバチが働いている様子や、外敵から巣を懸命に守っている姿を見ると、ハチミツを採るのがかわいそうになってしまうのです。
「え、養蜂ってハチミツを取るためにするんじゃないの?」と驚く人もいるでしょう。確かに、聞いただけなら本末転倒な気もします。
この話は、養蜂を通してハチミツ以外にいかに色々なものを得ることができるかを物語っています。
このような愛情が生まれるのには、日本ミツバチが大人しくほとんど刺すことがないという点が挙げられます。日本ミツバチは、観察するだけなら刺されることはほとんどありません。
よく思われているような、人を見るとすぐに襲ってくる蜂と、それから必死で身を守るという養蜂家というイメージではないのです。
日本ミツバチがいなくなったら寂しい
日本ミツバチの群れの調子が悪くなって、どこかに引っ越してしまったり、群れが消滅してしまうことがあります。
数群れ程度を自宅前で飼育する場合は、1群れもいなくなることはそう珍しくありません。
いなくなってしまった時に「今年はハチミツはお預けか」というのもありますが、「いなくなって寂しいな」という感情が強いです。
次の春に、日本ミツバチを捕まえるまで、日本ミツバチがいない状態が続きます。一度いなくなってしまったら、日本ミツバチをどうしてもまた捕獲したいと思って頑張る人が多いです。
日本ミツバチの飼育を途中で辞める人は少ないという印象があります。ペットのような感情を持っていることも理由の一つでしょう。
養蜂の楽しさや、採れるハチミツはもちろん、やめてしまうとかわいいニホンミツバチに会えないので、寂しくなってしまうのです。
日本ミツバチを飼育してみよう
最近では、日本ミツバチを飼育する人が増えています。それは、日本ミツバチからおいしいハチミツが取れるだけでなく、このページで紹介しているようにペットのように可愛いからです。
日本ミツバチを飼育する人の多くが60代以上の男性です。普段、あまりハチミツは食べない層ですし、ハチミツだけが目的なら、買ってこれば済む話です。
それでも熱中する人が多いのは、日本ミツバチの飼育自体が楽しいのです。日本ミツバチを飼育することで、ハチミツ以外にも多くのことが得られ、人生がより豊かになります。
このホームページでは、日本ミツバチの飼育方法をこれから始める方向けに優しく解説しています。ぜひ、次のページをお読みください。
ニホンミツバチの飼育を始めたい方のために、どのように、いつ準備すれば良いのかや、必要な準備物などを紹介します。週末養蜂家になりたい方はまずはこの記事を読んでください。
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