気温が低い冬の間は、ニホンミツバチの女王蜂は産卵を停止します。巣の中央に集まり、ハチミツを消費しながら暖をとって越冬します。
働き蜂は、花の蜜を集めに行くことも少なく、活動が極めて少ない代わりに、寿命が大きく伸び、4〜5ヶ月程になるそうです。(春は1ヶ月余りしかありません)。
このため、産卵を数ヶ月停止しても、ミツバチがいなくなることはありません。冬が終わると積極的に産卵・育児を行い、ミツバチの数が大きく増え、春先に分蜂が起こります。