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アカリンダニの対策として、メントールの処方が広く行われています。メントールの対策は、もともと海外でセイヨウミツバチのアカリンダニ被害が発生した際に用いられたものです。ニホンミツバチでも有効であることが分かっています。

メントールは食品添加物として使われており、危険性は低いものですが、日本の法律ではメントールをアカリンダニ対策として用いることは厳密には違法になりますので、自己責任でお願いいたします。

また、メントールの使用方法を間違うと群れが全滅することもあります。メントールを正しく利用してください。

アカリンダニとは

2010年に長野で発見された後、急速に日本各地に広がったアカリンダニ症では、大きな被害を受けた地域もあります。アカリンダニの診断方法や発生地域などは、前田太郎先生のホームページ、守ろう!ニホンミツバチプロジェクト内で詳しく説明されています。

前田先生はアカリンダニ研究で著名です。京都ニホンミツバチ研究所と共催している京都ニホンミツバチ養蜂研究会でも、前田先生に講演していただきました。最も信頼できるホームページです。

アカリンダニ症は、2010年に長野県で初めて報告されたのち、あっという間に日本の大部分に広がってしまいました。

人為的な巣箱の移動により、拡散が加速した可能性があります。群れの長距離移動はアカリンダニ症等の病害虫の被害を広める恐れがあります。

メントール対策の方法

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会では、メントールと一部蟻酸も使用しています。このうち、メントールについては、安定的に利用し、一定の効果も確認できました。

蟻酸については取り扱いに注意が必要なこともあり、試験的に利用しており、良い結果が出たらご報告したいと思います。

ここでは、京都ニホンミツバチ週末養蜂の会で行なっている、メントールの対策についてご紹介いたします。

メントールは、処方方法を間違うと、効果が出ない場合があるだけでなく、群れ全体が全滅するリスクもあります。

実施については、正しい情報を得た上で、自己責任で行なっていただくよう、お願いいたします。

メントールの購入先は?

メントールはどこで買えば良いのでしょうか?メントールは、食品などに使われる身近な物質です。他にも利用用途があります。このため、楽天やアマゾンなどで購入することができます。「メントールクリスタル」で検索すると、たくさんの製品を見つけることができます。

「薬局で買えるのか?」という問い合わせがありますが、残念ながら実店舗ではなかなか見つけるのは難しい商品です。インターネットネットで購入されるのをオススメいたします。

メントールを固形化する

粉状のメントールを巣箱に入れる場合、茶袋に入れるなど飛び散らない工夫が必要になります。また、シャーレなどの容器に入れてスノコの上に置くと蜂が撒き散らす事もあります。固型に加工して入れる事でこれらの問題は解決します。次の動画に、メントールの固形化の方法を紹介しています。メントールを一度溶かして、固めています。

メントールは結晶状態から、空気より重いガスになりますので、重箱式巣箱の場合は、上部に設置するのが効果的です。

このため、スノコの上のスペースにメントールを置くと効果を得られやすくなります。スノコは、元々採蜜がしやすいということが理由で設けられてきましたが、アカリンダニ対策も考えると、スノコは重箱式巣箱に必須の構造となっています。スノコのない重箱式巣箱を使われている方は、スノコをつけられることをお勧めいたします。

ニホンミツバチの愛好者は、様々な巣箱を利用しています。巣枠式、重箱式、角洞、横洞、丸洞など、様々です。

さらに同じタイプだとしても、巣箱の構造がそれぞれ異なります。

それぞれの巣箱で適した箇所にメントールを設置しないと、効果が得られません。使い方がよくわからない方は、ミツバチのQ&Aで質問して、正しい使用方法を相談されるのをオススメします。

メントールは予防的な側面が強い

メントールは、アカリンダニに寄生されたミツバチから別のミツバチにアカリンダニが移るのを妨げる効果であり、すでに寄生されたミツバチを治療するものではありません。

このため、アカリンダニが群れ全体に広がってしまった群れに、メントールを入れても、すぐにアカリンダニがいなくなり症状が改善するということはありません。

繰り返しになりますが、メントールはニホンミツバチの気管内にいるアカリンダニを殺すわけではないので、予防的な処置と言えます。

このため、アカリンダニ発生地域では、分蜂群れ捕獲後の群れの状態が安定しメントールによる逃去の心配がなくなった時からメントールを巣箱内に入れておき、アカリンダニの発生を予防するのが効果が得られやすいです。

すでに発生してしまった後に、メントールを使って症状を改善したいというお問い合わせがありますが、群れの多くのミツバチがアカリンダニに感染してしまっている場合はメントールを使っても回復の望みは低いです。

最新情報はメールマガジンで随時お送りしています

アカリンダニはまだ発生して間も無いため、発生地域や対応方法などについては新しい方法が続々と出てきます。

例えば、2017年に開催された第5回ニホンミツバチ養蜂研究会では、京都学園大学の坂本名誉教授から、京都府内のアカリンダニの被害に減少の傾向が見られるという報告がありました。ニホンミツバチがアカリンダニに対して耐性を持つようになれば、大きく状況が改善する可能性があります。

反対に、2017年頃からは、これまでアカリンダニが発生していないと思われていた九州南部などでも報告が目立つようになってきました。

また、アカリンダニの対策方法、検査方法などは、全国の愛好家が日々新しい方法を試しています。

アカリンダニの対策に当たっては、このような最新の情報をいち早く入手することは大切です。

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スノコ付きの重箱式巣箱の作り方

このスノコは、内蓋と呼ばれることもあります。元々は、採蜜がやりやすいということで考案され、採用されてきたものですが、近年はアカリンダニ対策の必要性から、スノコ式を採用される方が増えています。
このスノコの作り方について、ホームページで紹介していますので是非ご覧ください。また、巣箱の販売も行っています。

=> 重箱式巣箱の作り方
=> 販売についての案内はこちら

よくある質問 アカリンダニで消滅した群れに残されたハチミツは安全ですか?

安全と考えられます。

アカリンダニにより死滅した群れは、ハチミツを多量残している場合も少なくありません。

アカリンダニは、ニホンミツバチの気管を出ると、すぐに死んでしまうそうです。

ですので、例えアカリンダニが繁殖してニホンミツバチの群れが死滅してしまったとしても、ハチミツにアカリンダニが混ざってしまうということはないようです。

アカリンダニは、ニホンミツバチの気管内に生息する非常に小さいダニです。万が一体内に入ったとしても、人体に影響がないと考えられます。



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