ニホンミツバチの冬の飼育方法、越冬方法

更新日:2020年03月21日

冬の間は蜜源がとても少なく、気温が10度を下回ると外に出なくなります。冬までに貯めたハチミツを消費しながら、中の温度を一定に保ち、冬越しをします。

冬の飼育方法

冬の間は蜜源がとても少なく、気温が10度を下回ると外に出なくなります。

冬までに貯めたハチミツを消費しながら、中の温度を一定に保ち、冬越しをします。

よく晴れた日の日中で、気温が10度以上あれば花の蜜を集めたり、巣箱の外に飛び出してフンをすることもあります。

「京都ニホンミツバチ週末養蜂の会」の主な活動地である京都府丹波地方では、雪が30cm積もることも珍しくありません。

次の動画では、冬のミツバチがどのように過ごしているのかを動画で紹介しています。

巣の真ん中を削り落として空間を作り、そこに集まっています。

なぜ冬に巣くずが大量に巣箱の下に落ちているのか、春に最上段に蜜が残っていないのかがよくわかると思います。

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ニホンミツバチは、鹿児島から青森県まで生息していますが、冬の飼育方法については、地域で大きな差があります。

寒い地域では4,5ヶ月間外に出られなくなる場合もありますが、九州の暖かい地域ではその真逆です。

ただ、ニホンミツバチはその地域の気候に適応していますので、蜜源が十分で群れが健康な状態であれば、越冬に必要な量のハチミツをちゃんと蓄えています。

冬越しに必要な十分な量のハチミツを貯めておくことが基本的な越冬方法です。

「京都ニホンミツバチ週末養蜂の会」では、十分な量のはちみつを残しておくことで、越冬は日本みつばちの生命力に任せます。

秋に入居したような弱小群れの場合は、冬の間にはちみつがなくなって、死滅してしまう群れもありますが、そういった群れには冬に入る前に砂糖水を与えます。

冬は群れの消滅の危機

ニホンミツバチは巣の中で1つに固まり、ハチミツを消費しながら厳しい冬を耐えます。

ハチミツがなくなってしまうと餓死してしまいます。越冬のポイントは、十分な蜂蜜を残しておくことです。

冬に入るとミツバチの活動も低下するので、冬に入るまでの準備が重要になります。

標準的な気候では、穴が空いた夏用の天井板でも、群れが元気であれば越冬できます。また、太平洋側では、開放巣でも越冬するようです。

ニホンミツバチが何重にも重なることで、熱を逃さないようにしています。

このように、基本的にはハチミツがあれば健康な群れの越冬は可能です。

過度な越冬対策は失敗の原因に

寒冷地では、巣箱を藁で覆う方法も使われているようです。こういった対策は、あまり過度に行うと失敗につながるので、気をつけておこなてください。

例えば、暖かい屋内に巣箱を移動させたり、内部にヒーターを入れる方がいます。適切に行わなければ温度が上がり過ぎてしまい、ミツバチが季節を勘違いしてしまうことに繋がります。

また、気密性・耐熱性を高めようとビニールシートで全体を覆う場合、結露などの弊害が出ることがあります。

採蜜しすぎないように気をつけて、越冬に十分な量のハチミツを残してあげるようにすれば越冬は問題ありませんので、過度な対策はなるべく避けてください。

私たちが寒さ対策をあまり勧めていないのは、多くの地域では寒さ対策を行わなくても十分に越冬できる場合が多いということと、日本みつばちの生態をよく知らない初心者は、寒さ対策を間違った方法で行うことが多いという理由からです。

寒さ対策は養蜂家によって意見が分かれる

寒さ対策を行うか、行わないかは、養蜂家によっても意見が分かれます。寒い地域か、そうでないかによる違いも大きいです。質問サイトのミツバチのQ&Aに寄せれた声を紹介します。弱い群れ以外は越冬対策をしないという声が多いようです。

越冬包装はしていません。巣箱全体の温度を保とうとする感のある西洋ミツバチと比較して、巣箱内の蜂球温をしっかり保っている日本みつばちは、日本の冬により適応していると思います。弱い群:秋口に逃去してきて入居した群やスズメバチ害で弱った群には給餌に加えてプチプチシートで覆うなど外気の影響を極力受けないようしてます。

瀬戸内で非常に寒い日があったら日本蜜蜂の巣箱に毛布は必要?より

豪雪地帯の方からも投稿がありました。これほど雪が積もるなかで、日本みつばちはどのように越冬しているか、とても興味深いです。

昨年は平年並みでしたが一昨年とその前年は5~6メートルの大雪でした。それでもミツバチは元気に越冬して蜂並み?に分蜂もします。私の雪囲いは垂木で45×60×100の枠を作って周りと上を古板で覆って上に波板をのせたものです。

豪雪地での越冬と巣門に関してより

越冬できない群れはアカリンダニが原因の可能性も

アカリンダニに寄生された群れは越冬中に死滅しやすいことが知られています。

十分なハチミツがあっても越冬できない群れが複数発生した場合は注意が必要です。

アカリンダニによる越冬中の死滅の特徴としては、ハチミツを残したまま死滅するということがあります。

ハチミツを残したまま死滅する群れが複数ある場合、また、同じ地域の知り合いなども同じように群れを失った場合は、その地域内でアカリンダニが流行している可能性が高いです。

アカリンダニについて詳しくは次のページをご覧ください。

アカリンダニ対策

2010年以降、アカリンダニが大きな問題となっています。対策しなければ群れの全滅のような大きな被害がでます。メントールで対策を行いましょう。

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