Q春にミツバチが大量発生するのはなぜですか?更新日: 2020年05月31日
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春にミツバチが大量発生するのはなぜですか?更新日: 2020年05月31日
動画でわかりやすく解説しています。ぜひ動画もご利用ください。
大量発生するのは、春にミツバチが分蜂するためです。
春にミツバチが大量発生した場合は、まず間違いなく分蜂と考えて良いです。
分蜂とはミツバチが増える仕組みで、1群れが2群れに分かれて、1群れが元の巣から出て別の場所に巣を作ります。
何千、何万ものミツバチの大群が引越しを行うわけですが、この時に街中に現れて信号機や軒下などにミツバチが集合することもあります。
セイヨウミツバチも分蜂しますので、事件になっているニュースの全てがニホンミツバチではありません。
しかし、ニホンミツバチの方が多いでしょう。セイヨウミツバチは野生化していないため、ニホンミツバチの方が日本全体では群れ数が多いことや、セイヨウミツバチを飼育する場合は分蜂しないように管理するためです。
2019年に東京の恵比寿で分蜂が発生したときはやるのニュースで夜の全国ニュースで取り上げられるなど大きな騒ぎになりましたが、これはセイヨウミツバチの分蜂でした。
最近ではセイヨウミツバチをビルの屋上などで飼育するミツバチプロジェクトが増えており、飼育者がうっかり分蜂させてしまうと街中で大騒ぎになってしまうというわけです。
分蜂について詳しく知りたい方は次の動画をご覧ください。