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Q
春にミツバチが大量発生するのはなぜですか?

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養蜂家

春にミツバチが大量発生した場合は、まず間違いなく分蜂と考えて良いです。 分蜂とはミツバチが増える仕組みで、1群れが2群れに分かれて、1群れが移動して別の場所に巣を作ります。

春にミツバチが大量発生するのは、「分蜂(ぶんぽう)」と呼ばれる引越し行動が原因です。 何千、何万ものミツバチの大群が一斉に飛び立つ光景は驚きますが、これはミツバチにとって自然な繁殖行動です。

目次

分蜂とは何か

分蜂とは、ミツバチの群れが増えるための繁殖行動です。群れの勢いが増すと、古い女王蜂が働き蜂の約半数を連れて巣を出て、新しい住処を探します。

元の巣には新しい女王蜂が残り、群れを引き継ぎます。こうして 1 つの群れが 2 つに分かれ、群れの数を増やしていくのです。

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分蜂中のミツバチは普段よりおとなしく、攻撃性が低い状態です。お腹いっぱいに蜜を蓄えていることや、守るべき巣がないことが理由です。詳しくは、こちら

なぜ春に起こるのか

分蜂は主に春(3 月〜5 月頃)に起こります。理由は以下の通りです。

  • 群れの勢いが増す季節 — 冬の間は活動を抑えていたミツバチが、春になると一気に活動を再開して急速に数を増やす
  • 繁殖に最適な季節 — 花が豊富で気温も上がり、新しい群れが巣作りを始めるのに適した時期である
  • 新しい女王蜂を育てる季節 — 分蜂に備えて、春先に群れの中で新しい女王蜂が育てられる

A
雄蜂の誕生や、時騒ぎなど春先に見られる現象がありますが、直接予測するには王台を確認するのが確実です。分蜂は午前10時から14時頃に起こることが多いです。詳しくは、こちら

街中に現れることも

 ニホンミツバチは都市部にも生息しているため、分蜂の時期には街中に大群が現れて人々を驚かせることがあります。警察が呼ばれたり、ニュースで報道されることもあります。

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ニホンミツバチとセイヨウミツバチ

日本には、ニホンミツバチだけでなく、セイヨウミツバチも飼育されています。

セイヨウミツバチは野生化しておらず、養蜂場では分蜂しないように管理されています。そのため、街中で見かける分蜂のほとんどはニホンミツバチです。

ただし、管理不足でセイヨウミツバチが分蜂してしまうこともあります。2019 年に東京の恵比寿で発生した分蜂は全国ニュースで大きく取り上げられ、セイヨウミツバチの分蜂でした。

最近では都会のビルの屋上などで飼育するミツバチプロジェクトや個人が増えており、うっかり分蜂させてしまうと街中で大騒ぎになってしまいます。

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養蜂場や、受粉用に使われる群れが分蜂したり、逃げ出して一時的に営巣することはありますが、セイヨウミツバチはオオスズメバチやダニにより群れが消滅するため、野生化していません。詳しくは、こちら

分蜂中は刺されにくい

分蜂中のミツバチは普段よりもおとなしく、めったに人を刺しません。お腹いっぱいに蜜を蓄えていること、守るべき巣がないことなどが理由です。

引っ越しに備えて蜂蜜をたっぷり貯め込んでいるため、お腹が膨らんで針が出にくくなっています。また、分蜂中は新しい住処を探している最中で、守るべき巣や幼虫がありません。攻撃する理由がほとんどないのです。

街中で見かけても慌てず、そっとしておけば数時間から数日で新しい住処へ飛び去っていきます。短ければ数十分、長くても数日程度です。蜂球のまま長時間過ごすのはミツバチにとっても危険なため、基本的にはその日か次の日に飛び去ることが多いです。

ただ、天候に恵まれない時は長期化することがあります。

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分蜂中のミツバチは普段よりおとなしく、攻撃性が低い状態です。お腹いっぱいに蜜を蓄えていることや、守るべき巣がないことが理由です。詳しくは、こちら

関連情報

分蜂について詳しく知りたい方は以下の動画をご覧ください。

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関連するFAQ

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ニホンミツバチは逃去することがありますが、「逃去癖がある」「気まぐれに逃げる」というのは誤解です。逃去するのは群れの状態が悪いときで、元気な群れが逃げることは稀です。詳しくは、こちら

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