Q探索蜂が来ましたがすぐに来なくなりました。何かよくないことをしてしまったのでしょうか?
探索蜂が来ていても次の日にパタッと来なくなることはよくあります。探索蜂は複数の場所を比較検討しており、他の場所が選ばれると来なくなります。
探索蜂が来なくなるのは通常のことで、心配いりません。 他の場所が新居として選ばれた可能性が高いです。
探索蜂の役割
分蜂(ぶんぽう)とは、ミツバチの群れを増やすための繁殖行動です。春先に新しい女王蜂が育てられ、女王が働き蜂の半分ほどを連れて巣を出ていきます。
このとき、探索蜂と呼ばれる働き蜂たちが新しい住処の候補地を探しに飛び立ちます。探索蜂は手分けして同時にいろんな場所を探しに行き、良い場所を見つけると仲間に報告します。
候補から外れると来なくなる
探索蜂が来たということは、新しい住処の候補の 1 つになった状態です。あくまで候補の 1 つです。
人間の新居探しに例えると、いくつか部屋を内見して比較検討するのが普通です。ニホンミツバチもこの比較検討を行っています。他の場所が選ばれてしまうと、もう探索蜂は来なくなります。
実際に飼育群れから出てくる群れを捕獲するため、3 つの待ち箱を別の方角に設置したことがあります。分蜂が始まると、どの待ち箱にも最初は数匹の探索蜂が訪れていましたが、3 つのうち 2 つは 1 時間ほどで探索蜂が来なくなりました。
そして残りの 1 つに 10 匹以上の探索蜂が訪れるようになり、結局この待ち箱に入居しました。
つまり、探索蜂が短時間で来なくなってしまうのは通常の行動と言えます。
逆に、長時間にわたって来続けるというのは、入居の可能性がかなり高くなった状態で、蜜蜂が探索に訪れた巣箱や場所のうちの一部といえます。
長期間来続ける場合
探索蜂について、次のような質問もよくあります。
探索蜂が2週間くらい、ずっと数匹くらい来てるんですが...
これは同じ分蜂群れではなく、次の分蜂群れが次々と来ている場合です。
周囲に複数の群れがあることも珍しくありませんし、1 つの群れが 3 回くらい分蜂します。分蜂シーズンは 1 か月ほど続くので、次々と探索蜂がやってくることもあります。









