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地域のミツバチが激減して分蜂もほとんど捕獲できません。農薬が原因ですか?
更新日: 2023年12月11日

養蜂家

地域のニホンミツバチが壊滅状態となるような事例ではアカリンダニが疑われます。アカリンダニにより地域のニホンミツバチの多くが死滅することがあります。

ネオニコチノイド系など農薬がニホンミツバチに悪影響を及ぼしていることは論文などでも指摘されており今後の行方が心配されます。

しかし、2010年以降に地域の ニホンミツバチが壊滅状態 となるような事例ではアカリンダニが疑われます。

アカリンダニが発生したときには、地域のニホンミツバチの多くが死滅することがあります。これは京都府でも実際に起こったことです。

このような状態になると、地域の分蜂自体もかなり少なくなりますし、これまで野生の巣があった自然界の良好な営巣場所が空き家なっているため、分蜂群が巣箱に入ることが少なくなります。

2010年代は九州の南部や離島などでアカリンダニ未侵入地域がありましたが、現在ではアカリンダニは日本全国に広がっています。

京都府ではアカリンダニの被害が大きかったのは2015年頃でそこから少しずつ回復してきていますが、アカリンダニの状況については各地で状況が異なります。

アカリンダニについては次のページで解説していますので、参考にしていただけると幸いです。

アカリンダニ

2010年以降、アカリンダニが大きな問題となっています。全国に広がっており、地域で多くの群れが消滅するなどの被害が出ています。

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