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これは分蜂群の捕獲のコツというより、基本中の基本です。しかし、意外にも分蜂時期を逃す方がたくさんがいます。

分蜂群の捕獲の相談を受けた時に、あと少し早かったらと思うことも多くあります。

ニホンミツバチの養蜂を始めるには時期がある

ハチミツが採れるだけでなく、ニホンミツバチの飼育には様々魅力があります。

ニホンミツバチを飼育することが老後の生きがいになっている方も多いです。

たくさんの飼育仲間を作ってワイワイ楽しんでいる方、ハチミツを使った地域活性化に取り組む方など様々です。

ニホンミツバチの飼育は、野生の群れを捕獲して始めますが、捕獲の時期は春先です。特に、開始から1ヶ月程度が最も可能性があります。

捕獲時期を逃すと、まず捕獲することはできません。

魅力が大きいニホンミツバチの飼育ですが、始める時期はわずか1ヶ月あまりの間です。

これを逃してしまうと、来年の捕獲シーズンまで待たなければなりません。

このページでは、ニホンミツバチの捕獲時期について詳しくご紹介します。

全国の分蜂発生時期の目安

各地の分蜂開始時期の目安を紹介します。あくまで目安ですし、地域内でも早い遅いがあります。また、その年の気候により、数週間前後することがありますのでご注意ください。

桜の開花時期と近いようですが、実際の分蜂状況は分蜂マップをご覧ください。桜が散った頃という記述も見かけますが、それでは少し遅いタイミングになることがあります。

  • 九州南部:3月中旬から
  • 九州北部:3月下旬から
  • 四国:4月上旬から
  • 中国:4月上旬から
  • 関西:4月上旬から
  • 東海:4月上旬から
  • 関東:4月上旬から
  • 北陸:4月下旬から
  • 信越:4月下旬から
  • 南東北:4月下旬から
  • 北東北:5月上旬から

分蜂が始まってから1ヶ月あまりの間で分蜂の大半が起こります。

その後も多少は続きますが、確率はかなり低いです。分蜂開始までにしっかりと準備できるかが鍵となります。

全国の方から分蜂時期についてよく問い合わせを受けていますが、飼育者でも経験が浅い人は、分蜂マップで報告されるよりも分蜂時期が遅いと思っています。

これは、飼育群が少ないと、自分や仲間たちで観測できる分蜂は、それほど多くないためです。分蜂が早く起こる群れや、遅れる群れなど個体差もあります。

自分たちが知らないうちに早めの分蜂が起こっていることが多々あるのです。

分蜂時期に分蜂マップにアクセスすると、まさに今、どこで分蜂が始まっているかがよく分かります。

分蜂が起こる時期は年によって少しずれることがあるので、分蜂マップでその年の分蜂状況をリアルタイムで把握するようにしてください。


=> 分蜂マップ

分蜂時期を逃すと、ニホンミツバチは来ない

ニホンミツバチという自然が相手です。捕獲のタイミングはニホンミツバチの活動時期に大きく影響されます。

分蜂群を捕まえて飼育を始めるのですが、その分蜂群がやって来る時期を逃すと捕獲できません。分蜂時期を逃してしまうと、また1年間待たなければなりません。

次の体験談のような失敗例が驚くほど多いのです。

まず、ニホンミツバチを飼っている人に基本的な飼育方法を聞いて、巣箱を作りました。巣箱が完成し、早速ミツバチがいそうな場所に置いてみましたが、何の反応もありません。キンリョウヘンが良いと聞いてすぐに購入し巣箱の横に置いてみましたが、全く効果はありませんでした。後で分かったのですが、その時には宮崎ではすでに分蜂が終わっていたようです。(「これならできる!ニホンミツバチの週末養蜂」捕獲体験談より)

出遅れるとその分だけ分蜂群の捕獲の確率が下がってしまいます。

そんな初歩的なミスするわけないだろうと思うかのしれませんが、分蜂が始まっているのにそれを知らずにのんびり巣箱を作っている人もいます。

分蜂が起こらなければ、当然ですが何も起こりません。この写真のような、ニホンミツバチの分蜂群れが巣箱にやってくることもありません。

正確な分蜂時期は、分蜂マップを見てください。いつ頃分蜂が始まるかだいたい予想できます。

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会が運用する、全国の愛好家から分蜂捕獲・発見の報告を受け付け、地図上に表示するプロジェクトです。

誰でも自由に閲覧でき、分蜂がいつ頃起こるかを知ることができます。分蜂群を捕獲する最初の一歩が分蜂の時期を知ることです。まず分蜂マップでチェックしてみましょう。

桜前線のように、南から順次分蜂が報告されるため、九州より東の方は、自分の地域の分蜂の時期の予想も正確に行うことができます。

分蜂時期には、ニホンミツバチの分蜂マップを定期的にチェックするようにしてください。

分封は最初に集中する、2週間の遅れも許されない

分蜂は、最初の2週間程度で、連続的に起こるという特徴もあります。わずか2週間程度の遅れが、取り返しのつかないことになるのです。群れによって異なりますが、1年間に1つの巣箱から分蜂群が数群れ出てきます。

複数回の分蜂が発生するのは、娘の女王蜂が1匹だけではなく、姉妹が生まれてそれぞれ分蜂することと、娘の娘、つまり孫の女王蜂が生まれることがあるためです。

姉妹の場合は、姉が羽化して母親が巣を離れた後、1週間ほどしてから妹が生まれ、姉が巣を離れるそうです。

この場合は1週間、10日のような短期間に続けて分蜂が起こることになります。さらに妹が生まれた場合は分蜂が続きます。

このため、分蜂が開始してから、10日から2週間遅れて巣箱を設置した場合は、1群れでだいたい3,4回起こる分蜂のうち、2回が終わっている場合もあるのです。

反対に、きちんと準備しておけば、1週間もないくらいの間隔で、次々と分蜂群が飛んで来ることもあります。

何度も言いますが、分蜂は最初の1ヶ月あまりが勝負です。

これを過ぎると特に初心者の方は可能性はかなり低いです。

分蜂の前から巣箱を用意しておく

分蜂が始まるよりも余裕を持って、巣箱を用意しておきましょう。

直前から準備しても、予想以上に作るのに時間がかかったりします。冬の間に準備しておきましょう。

捕獲方法のコツでもご説明しますが、巣箱は3つ以上は用意しておいてください。

巣箱の設置場所も、同じく3箇所以上は用意しておいてください。

=> 巣箱の作り方はこちら

ニホンミツバチを誘引する、蜜蝋と待ち箱ルアー(またはキンリョウヘン)を用意しておく

巣箱を置いただけだと、ニホンミツバチを捕獲するのはなかなか大変です。

そこで、ニホンミツバチの巣の材料の蜜蝋(みつろう)を巣箱に塗りつけます。

また、待ち箱ルアー(またはキンリョウヘン)を使ってニホンミツバチを誘引します。

分蜂時期の前までに余裕を持って、巣箱とその設置場所、蜜蝋、待ち箱ルアーを準備しておきましょう。

自分で1から集めるのは大変だと思いますので、「週末養蜂スタートキット」がおすすめです。

週末養蜂スタートキットには、ニホンミツバチの捕獲に必要なものが一式で揃っているので、設置するだけでニホンミツバチの捕獲にチャレンジできます。

また、初心者向けのニホンミツバチの教材もキットに含まれています。

=> 週末養蜂スタートキット

分封発生予想の一週間前を目安に待ち箱ルアーを開封

分蜂が起こる前に、ニホンミツバチは新しい住処を探しています。新しい住処を探す役割のミツバチがおり、探索蜂(たんさくばち)と呼ばれます。

この、探索蜂が活動する時には全ての準備が完了していることが必要です。探索蜂が分蜂のどのくらい前から活動を開始するか、はっきりとはわかっていませんが、一週間前には巣箱を置いてください。

年によって分蜂が早いときもありますし、群れが大きければ、早めに分蜂することもあります。

巣箱は、冬の間から置いていても問題ありません。その場合は、中に蜘蛛などが巣を作っていないかを、分蜂の前に確認してください。ミツロウも、冬の間に塗ってそのままで問題ありません。心配ならもう一度塗り直してください。

ニホンミツバチの分蜂群れに効果の高い、待ち箱ルアーは45日間効果が持続します。分蜂の一週間くらいに開封してください。分蜂のもっとも多い時期をカバーすることができます。

待ち箱ルアーについて詳しくは、次のページをご覧ください。

=> 待ち箱ルアーについて詳しくはこちら

キンリョウヘンという蘭がニホンミツバチの分蜂群れの捕獲に役立つことが、ニホンミツバチの養蜂家の中では広く知られています。

待ち箱ルアーはキンリョウヘンの誘引成分を化学的に合成したものですので、待ち箱ルアーを使う場合はキンリョウヘンは不要です。

キンリョウヘンを使われる場合は、冬の間から、分蜂時期に合わせて開花するように調整してください。花が咲いたらニホンミツバチを誘引する物質を発しますので、設置を行なってください。

分蜂までに捕獲のコツを叩き込んでおく

分蜂時期が始まる前に、始まってしまったら1日でも早く、分蜂群れの捕獲のコツを叩き込んでおきましょう。

他のコツといっても、それほど難しいものはありません。

ベテラン飼育者が行なっているのも、それほど高度なものではなく、知っていれば誰でもできます。

捕獲のコツを次のページで紹介していますので、しっかりと理解できるまで読み込んでください。

=> ニホンミツバチの分蜂群れの捕獲のコツ

もう間に合わない!という場合

このページを読んでいる時点で分蜂が目前に迫っていて、巣箱を用意したり詳しく調べていてももう間に合わない方は、1日でも早く巣箱を作って設置してください。

捕獲できる可能性は、日々下がっていきます。

ほとんどの場合、巣箱を作るのも間に合いませんので、「週末養蜂スタートキット」がおすすめです。

週末養蜂スタートキットには、ニホンミツバチの捕獲に必要なものが一式で揃っています。

=> 週末養蜂スタートキット

購入したら急いで設置してください。

開始時期の重要性について十分理解したら

次のコツは、捕獲を成功させるために大変重要です。ニホンミツバチの捕獲方法2 巣箱をたくさん設置しようをお読みください。

捕獲のコツ一覧

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