すでに飼育群れがある場合は、分蜂集合板を使いましょう。飼育群れから出てくる分蜂群れを、簡単に捕獲することができます。

分蜂集合板に、分蜂群れを集合させる

巣箱を飛び出した分蜂群は、一旦近くの樹木に集合します。

ニホンミツバチは、樹木の太い枝の付け根に集合することが多いです。毎年同じ場所に固まることも珍しくありません。

しかし、人目に付きにくい場所や、捕獲作業の行いにくい高所に集合してしまうこともあります。

ニホンミツバチが木に固まっていても、固まる場所によっては、木が少し膨らんでいるだけに見えるので、遠くからパッと見ても分からないです。

地面すれすれの目立たない場所に作ることもあります。

少し木が密集しているところでは木に隠れてしまいます。

せっかく分蜂が集合していて、楽に捕まえられる状態なのに、気づかずにその横を通り過ぎてしまうことも十分あり得ます。

また、高い木の上に固まってしまった場合、はしご車でもない限り、捕獲はできません。

目に見える場所に分蜂群れが集合しているのに、なすすべもないこともあります。

そこで登場するのが分蜂集合板です。集合板は、分蜂群が集合しやすい形状の板のことです。

群れの近くで、人間が作業しやすく、目につきやすい場所に取り付けておきます。

狙い通りに集合板にニホンミツバチが集合すれば、簡単に捕獲できます。

分蜂集合板に分蜂群れが集合していればシメたものです。

ごく簡単に分蜂群れを巣箱に入れることができます。

分蜂集合板の作り方

板に貼られている金網は、表面をでこぼこさせてニホンミツバチが集合しやすいようにするためのものです。表面は、広葉樹の皮がいいとも言われていますが、私たちは数千匹以上のニホンミツバチが安定的に集合できる形状がより重要と考えています。

設置角度は、水平よりも20から30度が最適です。大きさは、45cm四方程度あれば十分です。

細かい大きさは気にする必要はありません。春の間しか使わないので、耐久性はそれほど必要ありません。ベニヤ板で作成しても大丈夫です。

分蜂集合板の形状だけではなく、周囲の他の場所に集合しやすい場所があるかにもよります。

これは聞いた話ですが、ニホンミツバチの養蜂家の中には、周囲に木などがない平地に分蜂前のニホンミツバチの巣箱を移動させ、そこに分蜂集合板を用意することで、確実に集合板に集合させている方もいるようです。

飼育群の近くでなければ、意味はない

分蜂集合板は、元の巣箱から10メートル以内に設置するのが普通です。分蜂群が集合するのは、元の巣から近い場所だからです。

現在飼育している群れがある場合や、自然巣の場所が分かっている場合に効果的です。

反対に、どこに自然巣があるのかも分からない状況で、集合板を設置しても効果は望めません。

これからニホンミツバチの飼育を始めようと思っている方で、群れの場所を知っているということはあまりないので、分蜂集合板は作らなくても良いです。

飼育群れがいる人は、高い確率で効果が出るので、必ず行うことをお勧めします。

春に捕獲できなくても諦めない

捕獲方法とコツの最後は、諦めないことです。もうコツではありませんが、春に捕獲できなくても、夏に捕獲できることがあります。

=> 捕獲方法のコツ6. 諦めない、夏にも分蜂を捕獲できることがある

捕獲のコツ一覧

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