Q蜂がいなくなった巣箱の中に、白いふわふわした塊がありました。これは何ですか?
白いふわふわした塊はスムシ(蛾の幼虫)の繭です。スムシが巣を食べて成長し、繭を作って蛹になる際にできるもので、逃居や死滅で空になった巣箱で大量に発生します。
巣箱の中にある白いふわふわした塊は、スムシの繭(まゆ)です。スムシが巣を食べて十分に成長した後、糸を出して繭を作り、その中で蛹(さなぎ)になります。
スムシの繭とは
スムシはハチノスツヅリガという蛾の幼虫で、ミツバチの巣(蜜蝋)を食べて成長します。
十分に大きくなったスムシは、糸を出して白い繭を作り、その中で蛹になって成虫(蛾)へと変態します。
繭は 1 匹ずつ作る場合もありますが、多くのスムシが密集して巣を食い荒らした場合は、何十匹もの繭がまとまって大きな白い塊になることがあります。
1 つの塊の中に 50 匹以上のスムシが並んでいることも珍しくありません。
白い塊が見つかる状況
白い繭の塊が見つかるのは、ミツバチがいなくなった巣箱がほとんどです。
ミツバチが元気な群れでは、働き蜂がスムシを見つけ次第排除するため、繭が大量に作られることはありません。
しかし、逃居や死滅で巣箱が空になると、天敵がいなくなったスムシが爆発的に繁殖し、巣を食い荒らして大きな繭の塊を作ります。
ミツバチがいなくなってから時間が経つほど、繭は大きくなります。
動画
逃居した巣箱を解体したところ、スムシの巨大な繭の塊が 2 つも出てきた様子を撮影しました。繭を切り開いて中の幼虫を確認する場面もあり、スムシがどのように繭を作るかがよくわかります。
関連情報
スムシの対策
スムシはニホンミツバチの巣を食べる蛾の幼虫です。繁殖すると対処が困難になるため予防が重要。強い群れを維持し、巣箱構造を工夫することで被害を軽減できます。

蜜蝋の作り方
ニホンミツバチの搾りカスから蜜蝋を作ることができます。湯煎する方法やホットプレートを使う方法など複数の蜜蝋の作り方を紹介します。







