2024年02月15日
鹿児島県奄美市から複数の分蜂報告
ニホンミツバチの生息の最南端、鹿児島県奄美群島で複数の分蜂報告が報告されました。
奄美群島では例年、分蜂報告が数件しかないため、分蜂の時期ははっきりしませんが、気候を考えてもこの時期に分蜂していてもおかしくありません。
一方、九州の他の地域でも分蜂報告がわずかにありますが、その地域で分蜂が始まっているとは言えない状況です。
分蜂が始まると気候が似た地域では一斉に複数の分蜂報告があります。また、分蜂した群れはその5日ほど後に2回目の分蜂があり、その後1週間で複数回分蜂するため、報告が続いて届きます。しかし、そのような傾向はまだ見られません。
今後、分蜂は南から徐々に北上していきます。奄美群島の北の種子島や屋久島では合わせて30件近い報告が寄せられますし、鹿児島の本土では100件を超えます。分蜂が始まると1日に何件も同時に報告が来ますので、そのような状態となったら分蜂の開始と判断してください。
今年は暖冬となりましたが、2022年、2023年は記録的な暖冬となり、分蜂の開始も平年より1週間から10日早まりました。
昨年より分蜂時期が何週間も早くなることはないので、慌てずに準備してください。分蜂の時期の目安は次の通りです。
- 九州南部: 3月上旬
- 九州北部: 3月中旬
- 四国、中国、近畿、東海、関東: 3月下旬
- 北陸、甲信越、南東北: 4月10日前後
- 北東北: 4月下旬
巣箱、待ち箱ルアーや蜜蝋などを余裕を持って準備してください。