【絶対にやめて】春の蜂の大群に、殺虫剤をかけるとどうなる?
春に現れるニホンミツバチの分蜂の蜂球に殺虫剤をかけるとどうなるのかを解説した動画です。殺虫剤が逆効果になる理由と、蜂球を見かけたときの正しい対処法を紹介しています。
この動画で見れるもの
- 蜂球に素手で触れる映像 — 防護服なしで蜂球に手を入れる様子。分蜂中のミツバチがいかにおとなしいかがわかります
- 集合フェロモンの放出シーン — お尻を高く上げてフェロモンを出し、仲間を呼び集める貴重な映像
- 蜂球が形成される過程 — 板の上にミツバチが次々と集まり、1つの塊になっていく様子
- 分蜂の蜂球が飛び去る瞬間 — 引っ越し先が決まった群れが一斉に飛び立つ様子
動画の内容
春になると、ニホンミツバチは群れを増やすために分蜂(ぶんぽう)という行動を起こします。元の女王蜂が働き蜂を連れて巣を飛び出し、近くの木の枝などに一時的に固まります。この塊を蜂球(ほうきゅう)と呼びます。
蜂球は見た目のインパクトが大きく、殺虫剤をかけたくなるかもしれません。しかし、東大阪市や京都市など複数の自治体が「殺虫剤は絶対にかけないで」と注意喚起しています。殺虫剤をかけると、おとなしかったミツバチが一斉にパニック状態で飛び回り、かえって危険な状態になってしまいます。
分蜂中のミツバチがおとなしい理由は、守るべき巣がないことと、お腹いっぱいに蜂蜜を蓄えていて針を出しにくい状態だからです。蜂蜜は移動中の食料であり、新しい巣を作るための材料にもなります。
動画では、数千匹のミツバチが1箇所にまとまれる秘密として集合フェロモンの仕組みも紹介しています。殺虫剤をかけるとこのフェロモンによる連携が乱れ、ミツバチは再び集まることができなくなってしまいます。蜂球を見かけたら、何もせずにそっと見守るのが、人にとってもミツバチにとっても一番よい方法です。
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