Q蜂に2回刺されると死ぬとよく聞きますが、ミツバチもそうなのですか?
「蜂に2回刺されると死ぬ」は誤解です。ほとんどの人は何回刺されても大丈夫ですが、アレルギー体質の方は1回目から危険なので注意が必要です。
「蜂に 2 回刺されると死ぬ」というのは誤解です。ほとんどの人は何回刺されても大丈夫です。
養蜂を始めようと思っても、「蜂に刺されたら死ぬのでは?」と心配になる方も多いでしょう。結論から言うと、ほとんどの人は何回刺されても大丈夫です。ただし、例外があるので正しく理解しておきましょう。
「2 回刺されると死ぬ」の真相
この言い伝えには、一応の根拠があります。
蜂毒アレルギーを持つ人は、2 回目に刺されたときにアナフィラキシーショック(重篤なアレルギー反応)を起こす可能性があります。1 回目で体が蜂毒に対する抗体を作り、2 回目に強い反応を起こすことがあるのです。
しかし、これは全員に当てはまるわけではありません。
実際にはどうなるのか
多くの人は、ミツバチに刺されても以下の程度で済みます。
- 刺された瞬間:チクッとした痛み
- 数時間後:患部が腫れる
- 1〜2 日後:かゆみが出る
- 数日〜1 週間:腫れが引いて完治
週末養蜂ではアレルギー反応があって危険という人は作業をしていません。週末養蜂チャンネルに登場するまゆや師匠は 10 回以上刺されていますが、重篤な症状は一度もありません。
本当に危険なケース
ただし、蜂毒アレルギーがある人は 1 回目から危険です。2 回目でなくても、最初の 1 回で重篤な症状が出ることがあります。刺された部位だけでなく、じんましんが全身に出る、息苦しくなる、めまいや吐き気がするなどの症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください。
また、最初は平気だった人でも、何度も刺されるうちにアレルギーを発症することがあります。
ベテラン養蜂家がたくさん刺されるうちにアレルギーが出るようになり、ドクターストップがかかって養蜂を断念したという事例を聞くことがあります。
安全に養蜂を楽しむために
蜂に刺される可能性を完全にゼロにすることはできませんが、以下の対策で大幅にリスクを減らせます。
- 防護服・面布を着用する:安いものでも効果あり
- ゆっくり動く:急な動きは蜂を刺激する
- 香水や整髪料を避ける:強い匂いは蜂を興奮させる
- 黒い服を避ける:蜂は黒いものを敵と認識しやすい
まとめ
「2 回刺されたら死ぬ」は、ごく一部の人に当てはまる話が誇張されて広まったものです。ほとんどの人は何回刺されても大丈夫ですが、アレルギー体質の方は 1 回目から注意が必要です。
また、最初は平気でも、刺されるうちに腫れがひどくなってきた場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
不安な方は、養蜂を始める前にアレルギー検査を受けることをおすすめします。
関連情報
刺されたときの対処法や、アナフィラキシーショックについて詳しくはこちら。
ミツバチに刺されるとアナフィラキシーショックで命を落とす可能性も。防護服の選び方、刺されにくい作業のコツ、刺された時やアナフィラキシーショックについても解説します。刺されないために

動画
「蜂に 2 回刺されると死ぬ」という噂について解説しています。



