Q巣箱はどんな場所に置けばいいですか?
日陰で安全な場所に置くのがおすすめです。ミツバチが好む条件ははっきり分かっていないため、巣箱の向きなどは神経質になる必要はありません。
待ち箱を設置する場所について、「南向きがいい」「こういう条件がいい」といった情報がインターネットにはたくさんあります。しかしこれも様々な意見があり、人によって言っていることが異なる部分もあります。そこまで大きな影響はないので、こうした情報に振り回されないようにするのが初心者のうちは特に大切です。
おすすめの設置場所
もっともおすすめなのは、軒下と庭の比較的大きな木の根元です。どちらもあまり近づかないような場所に設置してください。軒下であれば玄関の近くではなく、家の横や裏などに設置するのがよいでしょう。
もちろんこれは、ある程度の庭があり田畑が広がるような田舎での飼育を前提としています。都市部や住宅地での飼育はトラブルになることがあるので避けてください。
細かい条件より数を重視する
ニホンミツバチは木にできた空洞や床下、土の中、お墓の中など、様々な場所、様々な材質のところに巣を作ります。稀に開放的な木に剥き出しの巣を作ることさえあります。
重要なのは、わずかな差を生むかもしれない細かな条件よりも、一つでも多くの設置場所を確保して、一つでも多くの巣箱を置くことです。これが初心者にとって捕獲への近道になります。
「巣箱は南向きがいい」「東向きがいい」など、さまざまな説があります。
しかし実際には、あまり良くないと言われる北向きでも普通に入居します。北向きの裏庭などにも入居します。インターネットでは断定的な情報が広まりやすいですが、実際にはそこまで厳密ではありません。
直射日光が当たる場所は避ける
直射日光が強く当たる場所は避けてください。
直射日光が当たる場所でも蜂が入居することはよくあり、それ自体が入居の割合には影響しないと考えています。ただ、最近では夏の猛暑が問題となっており、直射日光が当たる場所では巣箱の中の巣が溶け落ちる「巣落ち」が起こりやすくなります。そういった場所には遮光ネットを張るなどの暑さ対策を行う必要があります。
初心者のうちは、はじめから直射日光が当たらない場所に設置するのがおすすめです。ニホンミツバチは日本の高温多湿な気候に適応しており、野生の巣も森の中などに多く作られます。一日中日が当たらない場所に設置しても全く問題はありません。私たちはむしろそのような場所に多く設置しています。
冬の攻撃性に注意
設置場所を選ぶ際に注意したいのは、人との距離です。 ニホンミツバチは基本的におとなしいですが、冬になると攻撃的になる群れもいます。数メートル以内に近づくと襲ってくることがあるため、家族以外の人があまり近づかない場所に設置しておくと安心です。
飼育に慣れてくるとこういった群れを移動させることもできるのですが、初心者のうちは難しかったり、移動中にトラブルが起こることもあります。最初から安全な場所に置くことをおすすめします。
関連情報
巣箱の設置時期については、以下の FAQ をご覧ください。
