Qスズメバチの巣は、石や棒で叩き落としてもいいですか?
やめてください。棒や石が届く距離は、すでに攻撃を受ける範囲の内側です。
棒が届く距離は、すでに攻撃される範囲
軒下や庭木に丸い巣を見つけると、長い棒で突けば落とせそうに見えます。離れた場所から石を投げるなら、なおさら安全に思えます。
攻撃性の強いオオスズメバチとキイロスズメバチでは、静かに近づいた場合でも、巣から 10 メートルほどのところで働き蜂が威嚇を始めると言われています。棒が届く距離は、その内側です。
ふだんの蜂は、いきなり刺してくるわけではありません。飛び回ってカチカチと音を鳴らす、という警告の段階があります。
ところが巣を叩くような強い刺激を急に加えると、この警告の段階を飛ばして、いきなり攻撃してくることがあります。
離れた場所から石を投げても同じです。当たった時点で、投げた人はもう蜂が飛んでくる範囲の中にいます。
巣が落ちても、蜂はその場に残る
巣を地面に落とせば終わり、というわけでもありません。
落ちた巣の周りを蜂が飛び回りますし、餌を採りに出ていた蜂も、巣のあった場所を探して戻ってきます。
そして、巣を壊された蜂は攻撃的になります。近くを通った、洗濯物を取り込んだ、という程度のわずかな刺激で襲ってくるようになります。
私たちは養蜂の傍らで、スズメバチの巣の駆除も引き受けています。自分で落とそうとして刺されてから、依頼が来ることもあります。
自分でやるなら専用の殺虫剤と防護服
どうしても自分で駆除する場合は、棒ではなくスズメバチ専用の殺虫剤を使ってください。棒で叩いても巣が壊れるだけですが、殺虫剤なら巣の中の蜂を短時間で動けなくできます。
ただし、自分でやってよい巣には条件があります。巣の場所・高さ・時期の見極めと、防護服の用意については次の FAQ にまとめています。
関連情報
スズメバチの駆除ボランティア
京都府福知山市、綾部市、舞鶴市、京丹波町でスズメバチの巣を無料で駆除します。週末養蜂が地域貢献として実施。LINEからお気軽にご依頼ください。
