Qキイロスズメバチとオオスズメバチの違いは何ですか?
キイロスズメバチは体長2cm前後の小型で1匹ずつミツバチを狩りますが、オオスズメバチは体長4cm近い世界最大のスズメバチで、集団でミツバチの巣を襲撃し全滅させることもあります。
キイロスズメバチとオオスズメバチは、どちらもニホンミツバチの巣箱にやってくるスズメバチですが、大きさも攻撃方法もまったく異なります。 養蜂家にとって本当に怖いのはオオスズメバチです。
大きさの違い
オオスズメバチは世界最大のスズメバチです。働き蜂の体長は 3.5cm 前後もあり、羽音も低く重く、近くに来ると背筋の凍るような迫力です。
一方、キイロスズメバチの働き蜂は体長 2cm 前後でオオスズメバチの半分ほどの大きさです。スズメバチの中では小型の部類に入ります。
攻撃方法の違い
この 2 種類のスズメバチは、ミツバチへの攻撃方法がまったく異なります。
- キイロスズメバチ — 巣箱の入り口付近でホバリング(空中で静止飛行)しながら待ち伏せし、帰ってきたミツバチを 1 匹ずつ空中で捕まえる。または、巣箱の表面のミツバチを捕まえる、地道な「一匹狩り」スタイル
- オオスズメバチ — 最初は 1 匹で偵察に来るが、巣を見つけるとフェロモンで仲間を呼ぶ。集団で巣箱の入り口を強力な顎で破壊して侵入し、巣を乗っ取り幼虫やサナギを根こそぎ持ち去る
ミツバチへの被害の違い
キイロスズメバチは 1 匹ずつしかミツバチを連れ去らないため、群れ全体への影響はほとんどありません。高齢の働き蜂が多少犠牲になる程度です。
また、巣に帰ってくるミツバチや、巣箱の表面のミツバチを狙うので、対策もしにくいです。
しかしオオスズメバチは群れを全滅させることがあります。巣を占領されると、ミツバチは集団で逃げ出してしまいます。養蜂家にとって最大の脅威です。
ニホンミツバチの対抗手段
ニホンミツバチはどちらのスズメバチに対しても熱殺蜂球で対抗することがあります。数十匹でスズメバチを取り囲み、飛翔筋を振動させて蜂球内部の温度を 46〜48℃ まで上げ、熱に弱いスズメバチだけを倒します。
キイロスズメバチに対する熱殺蜂球は巣箱の外で見られることがあります。
この動画では、キイロスズメバチを熱殺蜂球で撃退する映像を撮影しました。ミツバチの体の 2 倍もあるキイロスズメバチが、あっという間に取り囲まれていく様子は圧巻です。蜂球に参加したミツバチの寿命が縮むという「諸刃の剣」の側面も、研究論文をもとに解説しています。
オオスズメバチに対しては巣箱内部で行われることが多いため、観察するのが難しいです。
関連情報
スズメバチの対策
スズメバチの中でも、キイロスズメバチはニホンミツバチの巣箱に頻繁にやってきます。オオスズメバチは世界最大のスズメバチで、ニホンミツバチの群れを全滅させることもあります。







