攻撃的なミツバチ、ダニの寄生...ハチミツを採りに行ったら群が不調に...。
越冬群にハチミツ採取に行ったところ、蜜は溜まっておらず、ミツバチが攻撃的で、後日アカリンダニの寄生が判明。群れの不調のサインや、継ぎ箱・スムシ対策の様子を紹介しています。
この動画で見られるもの
- 群れの不調のサイン — ハチミツが溜まっていない、一番上の段にミツバチがいない、黒い蜂が混じっているなど、異変に気づくポイント
- 攻撃的なミツバチの様子 — 防護服の上から刺されるほど気が立っているミツバチの攻撃。手や顔、ブロワーの黒いパーツに体当たりしてくる
- アカリンダニの解説 — 後日判明したアカリンダニの寄生。気管に寄生して飛べなくなるダニの仕組みと、近年の傾向
- 継ぎ箱の作業 — 持ち上げ機を使って巣箱を持ち上げ、下に空の重箱を 2 段追加する手順
動画の内容
2023 年 6 月、昨年の春に自然入居した越冬群のハチミツ採取に訪れました。しかし巣箱の蓋を開けると、一番上の段にハチミツはほとんど溜まっておらず、ミツバチの数も少ない状態でした。
さらに異常だったのはミツバチの攻撃性です。通常、暖かい季節で群れが元気なら採蜜作業中にほとんど攻撃してきませんが、この群れは防護服の上から刺してくるほど気が立っていました。黒い蜂が混じっていることから、女王蜂がいなくなった「無王群」の可能性も疑われました。
後日、この群れがアカリンダニに寄生されていることが判明します。アカリンダニはミツバチの気管に寄生するとても小さいダニで、寄生された蜂は飛べなくなり巣箱の周りを徘徊するようになります。冬は発熱できなくなるため致命的ですが、夏場は寄生されていても元気に見えることがあります。
ハチミツは採れませんでしたが、巣の下側に余裕がないため継ぎ箱を実施。一番上の空の重箱を取り外し、持ち上げ機で巣箱を持ち上げて下に 2 段追加しました。取り外した重箱にはスムシが侵入し始めており、蜂が少なくなった上部を早めに取り除いて正解でした。
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