Q分蜂マップではどのような基準で「分蜂開始」を判断していますか?
同じ気候の地域から数件の分蜂報告が届き、晴れて気温が20℃近くになる日にも継続して複数件の報告が続く状態を基準にしています。シーズン前の単発報告(1件のみ)では判断しません。
「分蜂開始」と判断する材料
以下の 2 つの条件がそろったとき、その地域で分蜂が始まったと判断しています。
- 同じ気候の地域から、数件の分蜂報告が届いた
- その後も、晴れて気温が約 20℃ 近くになる日には、引き続き報告が届く
分蜂マップには多くの報告が届きますが、一つの市町村や一つの県だけでは判断の根拠としては不十分です。
分蜂の開始時期は気候に大きく左右されるため、気候が似た地域をひとまとまりとして捉えています。
例えば鹿児島県本土と宮崎県南部は気候が近く、過去にもほぼ同じタイミングで分蜂が始まっています。九州北部の福岡県・佐賀県・長崎県なども互いに気候が似ており、同じまとまりとして扱っています。
こうした地域全体で数件の報告が集まると、分蜂シーズンの始まりの目安となります。
そして分蜂が始まると、晴れて暖かい日には引き続き報告が届くようになります。
雨や曇り、気温が低い日は分蜂を避ける傾向があるため、報告が届かないことがありますが、この次の晴れた日には分蜂が届くといった具合です。
なぜ単発報告では判断しないのか
毎年、分蜂シーズンの本格化より 1 ヶ月ほど前に、ポツンと 1 件だけ早期の報告が届くことがあります。
この単発報告が「実際の分蜂」なのか、ニホンミツバチが巣を放棄して飛び立つ「逃居(とうきょ)」なのかは元の群れを見てみないとわからないので、分蜂マップの報告だけでは判断ができないことがほとんどです。
仮に実際の分蜂だとしても、その地域の他の群れより 1 ヶ月以上早い極端なケースです。その 1 件だけを根拠に「この地域の分蜂が始まった」とは言えません。
このような極端に早い単発報告は、分蜂マップに年間約 5,000 件届く報告のうち 10 件前後にとどまります。
2 月や 3 月の上旬まではこのような例外的に早い報告が届くと不安になりますが、後から振り返るとほんの一部であることがよくわかります。
待ち箱ルアーの開封は「開始」の 1 週間前が目安
分蜂開始が近づいたら、待ち箱ルアーを開封して待ち箱に取り付けます。目安は分蜂開始の 1 週間前です。
単発の早期報告が出た段階でを開封しても、捕獲の機会が減ってしまいます。分蜂マップで複数件の報告が続く状態になってから準備を進めるのが確実です。
関連情報
分蜂時期を逃さない
分蜂の時期は九州南部で3月上旬、関東で3月下旬、東北で4月中旬から。1ヶ月で7〜8割の分蜂が終わるため、準備は冬から始めましょう。分蜂マップで最新状況を確認できます。










