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ミツバチの足についている黄色い団子は何ですか?

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養蜂家

ミツバチの後ろ足についている黄色い団子は「花粉団子」。花粉を集めて固めたもので、幼虫の餌になります。色は訪れた花によって変わります。

ミツバチの足についている黄色い団子は「花粉団子」です。

ミツバチが花を訪れると、体中に花粉がつきます。ミツバチはこの花粉を集めて団子状に固め、後ろ足にくっつけて巣に持ち帰るのです。

花粉団子はどうやって作る?

ミツバチが花に潜り込むと、体の毛に花粉がたくさんつきます。ミツバチの体は細かい毛で覆われており、花粉がつきやすい構造になっているのです。

花粉がついたミツバチは、飛びながら足を使って全身の花粉をかき集めます。そして、後ろ足にある「花粉かご」と呼ばれる毛に囲まれた凹みに花粉を押し込み、蜜で固めて団子状にします。

両足に花粉団子をつけた状態で巣に戻ります。小さな体で両足にずっしりと花粉を抱えて飛ぶ姿は、なかなか健気です。

花粉団子の色が違う理由

花粉団子の色は黄色やオレンジ色が多いですが、訪れた花によって変わります。花粉の色を調べれば、どんな花を訪れているかがわかるので、養蜂家にとっては周辺の蜜源を知る手がかりにもなります。

蜜源植物を紹介する専門書や図鑑では、花粉の色についても記載されているものがあります。また、専門のウェブサイトでも紹介されていることがあるので、興味のある方は調べてみると面白いかもしれません。

花粉は何に使われるの?

集めた花粉は、主に幼虫の餌になります。花粉と蜜を混ぜて発酵させた「ビーブレッド」と呼ばれる餌に加工され、タンパク質やビタミンが豊富な栄養食として幼虫に与えられます。

成虫のミツバチも花粉を食べます。特に若い働き蜂(はたらきばち)は花粉を食べることで、ローヤルゼリーを分泌する腺を発達させます。つまり、花粉がなければ女王蜂や幼虫を育てることができないのです。

花粉団子と受粉の関係

ミツバチが花粉を集める過程で、体についた花粉が別の花のめしべにつきます。これが「受粉」です。ミツバチは意図せず受粉を手助けしているわけですが、この働きによって多くの野菜や果物が実をつけることができます。

家庭菜園などで特に受粉作業をしなくても植物が実るのは、ニホンミツバチや野生のハナバチたちが受粉に貢献してくれているからです。また、ハウス栽培のイチゴやミニトマトでは、受粉用のセイヨウミツバチを巣箱ごとハウス内に入れて受粉させています。

実は、世界の食料生産の約 3 分の 1 がミツバチなどの花粉媒介者に依存しているといわれています。私たちの食卓は、ミツバチの花粉集めに支えられているのです。

花粉は食べられる?

花粉は健康食品として販売されていることもあります。巣箱の出入り口に「花粉トラップ」という器具をつけると、ミツバチが通過するときに花粉団子が落ちて回収できます。集めた花粉は「ビーポーレン」として販売されています。

ただし、日本では花粉を食べる習慣はあまり一般的ではありません。一部の養蜂場のサイトで販売されていることはありますが、知名度は低いのが現状です。ニホンミツバチの飼育者が花粉トラップをつけて自分で食べている、という話も聞きません。

関連情報

働き蜂

ニホンミツバチの群れのほとんどは働き蜂です。働き蜂はすべてメスで、巣作りから花の蜜集め、ハチミツの製造まで全てを担います。日齢による仕事の分担、8の字ダンスの仕組みを解説。

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A
春にミツバチが大量発生した場合は、まず間違いなく分蜂と考えて良いです。 分蜂とはミツバチが増える仕組みで、1群れが2群れに分かれて、1群れが移動して別の場所に巣を作ります。詳しくは、こちら

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