Qスズメバチの巣の駆除に、殺虫剤は使わないのですか?
巣を処分するだけの駆除では、殺虫剤を使うほうが早く終わり、周りの人が刺される危険も下がります。私たちは幼虫をニワトリの餌にしたり、巣を移して観察したりするため、使わないことが多いというだけです。
巣をどうしたいかで決まります
テレビや YouTube では、殺虫剤を使わずにスズメバチの巣を取っている映像を見かけます。一方で、駆除を依頼すれば殺虫剤が使われるのが普通です。
この違いは、腕前の差ではありません。取ったあとの巣に用があるかどうかで、選べる方法が変わります。
処分するだけなら殺虫剤が確実
スズメバチ用の殺虫剤はよく効きます。ホームセンターに行くと専用のものが何種類も並んでいますし、業者向けの製品もあります。
巣の出入り口に向けて吹き込むと、短時間で中の蜂はほとんど動かなくなります。私たちが養蜂の傍らで引き受けている依頼は、住宅地に巣を作るコガタスズメバチやキイロスズメバチが多いのですが、手の届く場所にある巣なら、吹き込むだけでおおよその蜂は処理できてしまいます。
専用の防護服を着て殺虫剤を使えば、巣を静めるのは難しくありません。現場でいちばん気をつけているのは、熱中症と、高い場所からの転落です。
ただし、飛んでいる蜂に吹きかけても、その場でぽとぽとと落ちるわけではありません。飛び回っている蜂は、網で捕らえて処理することも多いです。
生きたまま取るときは使いません
引き受けているのは年に 10 件ほどで、費用はいただいていません。駆除が本業ではないので、取り出した幼虫を飼っているニワトリの餌にしたり、巣ごと移して、そのあとどうなるかを観察したりしています。蜂や幼虫が生きていないと、こうしたことはできません。
そのときは、巣の出入り口をふさいだり、巣ごと袋をかぶせたりして切り取ります。飛び回る蜂は掃除機や網で捕らえます。もちろん、専用の防護服を着ての作業です。
ただし、大きくて危険性が高い巣や、移すのが難しい場所にある巣には、私たちも殺虫剤を使います。
テレビの映像は目的が違います
殺虫剤を使わずに取っている映像も、巣を取ること自体が目的とは限りません。幼虫を食べるために生け捕りにしている場合もあります。
殺虫剤を使わなければ、蜂は元気なまま出てきます。掃除機で吸い取りながら作業するので、蜂の攻撃を受け続けます。
蜂と人が向き合うこうした場面は、映像として見ごたえがあります。生け捕りをする方がテレビで取り上げられるのは、それも理由の一つだと思います。
巣を処分するだけなら、ここまでする理由がありません。一件に時間がかかりますし、周りの人も自分も刺される危険が上がります。
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スズメバチの駆除ボランティア
京都府福知山市、綾部市、舞鶴市、京丹波町でスズメバチの巣を無料で駆除します。週末養蜂が地域貢献として実施。LINEからお気軽にご依頼ください。
