Qコガタスズメバチはおとなしいって本当ですか?
攻撃性は日本のスズメバチのなかでは弱い方で、巣を刺激しなければ静かに近づいても刺してきません。ただし刺激すると一斉に攻撃するため、庭木の手入れ中に枝を揺らしたり巣に触れたりして刺される事故が起きています。
スズメバチのなかでは弱い方
スズメバチと聞くと、刺されたら危ない、というイメージが先に来ると思います。ただ、同じスズメバチでも種類によって攻撃性は違います。
日本のスズメバチのなかで、攻撃性が最も弱いのはヒメスズメバチで、コガタスズメバチはその次に位置づけられています。オオスズメバチやキイロスズメバチは攻撃性・威嚇性ともに強く、巣に近づいただけで攻撃されることがあります。
ふだんは、静かに近づけば巣から 1〜2m の距離まで攻撃されることはありません。実際、そっと近づけば、巣の出入り口から外を警戒する姿を間近で観察できます。
振動が引き金になります
ただし「おとなしい」という言葉だけを持ち帰ると危険です。
コガタスズメバチは振動に敏感です。私たちが巣をそっと揺らしてみると、働き蜂が一斉に出てきました。揺れが続くと、集団で反撃してきます。
茂みの中の巣では、枝を切ったときの振動が巣に伝わります。気づかないまま巣そのものに触れてしまうこともあります。
引き金は振動だけではありません。黒っぽいものにも向かってきます。
庭木に手を入れる前には、黒っぽい服装を避けたうえで、作業する場所の周りをゆっくり歩き、ハチの出入りがないか確かめてください。
秋は特に注意してください
コガタスズメバチに刺される被害は、夏の終わりから秋にかけて多くなります。
巣は 9〜10 月に最盛期を迎え、蜂の数がいちばん多くなります。巣を守ろうとする反応も、その分だけ激しくなります。
夏に近づいて平気だったからといって、秋も同じとは限りません。
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