Q待ち箱のまま7月になりました。継ぎ箱をしないとどうなりますか?
待ち箱のまま放置すると巣箱の中がいっぱいになり、外に蜂が張り付きます。継ぎ箱作業が困難になるだけでなく、夏は熱がこもって巣落ちが起こりやすく、群れが全滅することもあります。
継ぎ箱をしないとどうなるか
継ぎ箱をせずに待ち箱のままにしておくと、群れが成長したときに巣を伸ばすスペースがなくなります。
スペースがないだけですぐに群れが逃げ出したり、消滅する可能性は低いものの、蜂が巣箱の外側に出てきて、継ぎ箱作業が難しくなります。
特に注意が必要なのが夏の暑さです。 待ち箱は巣門が小さく、中に熱がこもりやすい構造になっています。
巣箱の中が暑くなると、巣の材料である蜜蝋が柔らかくなり、重さに耐えきれず巣が崩れ落ちる「巣落ち」が起こります。
巣落ちが起きると、その群れは全滅してしまったり、逃去してしまいます。手遅れになる前に、早めに対応してください。
継ぎ箱は早めにするのがおすすめ
こうしたトラブルを防ぐため、継ぎ箱は早めに行うことをおすすめしています。
巣の成長がゆっくりに見えても、余裕を持って継ぎ箱をしておくと安心です。
特に初心者の方には、入居から数週間後に、採蜜できる高さ(4 段以上)まで一気に継ぎ箱してしまう方法を勧めています。
もし継ぎ箱の時期が過ぎてしまっていても、気づいた時点で、できるだけ早く継ぎ箱をしてください。
継ぎ箱のタイミングや段数の目安については、別の FAQ で詳しく解説しています。
遅らせる場合も巣門は広げておく
ギリギリまで巣を伸ばしたいなど、目的があってあえて継ぎ箱を遅らせることがあるかもしれません。
その場合でも、巣門だけは広げて、四面巣門にしておくことをおすすめします。
私たちが販売している新型鉄製台を使えば四面巣門になります。使わない場合でも、巣門枠の下に木切れを挟むなどして四面にすることができます。
ただし、広げすぎるとオオスズメバチが侵入してしまいます。巣門の高さが 7mm を超えないよう、十分に注意してください。
実際に四面巣門にすると、巣箱の中にスペースがあれば、蜂の張り付きはだいぶ改善する場合が多いです。
ただ、巣落ちを防ぐためには、日除けなどの暑さ対策が重要です。
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