Q6 月に入ってから群れの捕獲に挑戦するのは遅いですか?
遅すぎることはありません。6 月以降もニホンミツバチが入居する可能性は残っており、捕獲に至らなくても、来年の準備期間や地域の飼育者との関わりなど、始める価値は十分あります。
6 月以降にも入居のチャンスはある
ニホンミツバチを捕獲しやすいのは、春の分蜂(ぶんぽう)シーズンです。しかし、それを過ぎても可能性が消えるわけではありません。
7 月くらいまでは、夏分蜂や孫分蜂と呼ばれる遅い分蜂が、待ち箱に入居することがあります。
それ以降でも、何らかの理由で巣を放棄した群れ(逃居)が、稀に空の巣箱に住み着くこともあります。
春の本格的なシーズンに比べると捕獲できる確率は大きく下がりますが、ゼロではありません。
既に待ち箱を設置している方は、夏の終わりまでそのまま置き続けるのがお勧めです。
来年の春に向けた準備期間として使える
仮に今シーズン捕獲できなかったとしても、今から始めることには意味があります。
ニホンミツバチの捕獲率を上げる最大のコツは、巣箱を 5 個以上用意して、それぞれを数百メートル以上離れた場所に分散して設置することです。1 箱だけでは確率は 1〜2 割程度と低く、家の庭に並べるだけでは大きな効果は見込めません。
ただし、多くの設置場所を確保するのは簡単ではありません。知人や親戚に庭や畑の一角を借りるなど、設置場所を増やしていくには時間がかかります。
来春まで時間を、巣箱の製作と設置場所の確保を進める時間として使えます。
実際に始めると飼育者とつながりやすい
ニホンミツバチに興味があると話しているだけの段階と、実際に巣箱を設置している段階では、相手への本気度の伝わり方が違います。
既存の飼育者にとっても、相手の本気度がわからないと積極的に手助けしにくいところがあります。
実際に巣箱を設置している人には本気度が伝わり、知り合った時に親身になって相談に乗ってもらえることが多いです。
地域での人とのつながりは、その後の飼育で困った時に頼れる窓口にもなります。
6 月からでも遅くはないので、まずは始めてみることをお勧めします。
関連情報
たくさん巣箱を用意する
ニホンミツバチの捕獲率を上げるには巣箱を5個以上用意し、分散配置するのがコツ。1箱だけでは望みが薄いので、 友人・親戚の土地も活用しましょう。

分蜂時期を逃さない
分蜂の時期は九州南部で3月上旬、関東で3月下旬、東北で4月中旬から。1ヶ月で7〜8割の分蜂が終わるため、準備は冬から始めましょう。分蜂マップで最新状況を確認できます。

飼育を始めたい方へ
ニホンミツバチの養蜂は冬から準備を始めます。巣箱の入手・設置場所の選定・待ち箱ルアーの準備など、初心者が春の分蜂シーズンまでにやるべきことを時系列で解説。必要な費用の目安も紹介します。





