Q分蜂したミツバチはどのような場所に集まりますか?
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分蜂したミツバチはどのような場所に集まりますか?巣箱から半径10メートル以内の木の枝の根元付近に集まるのが一般的です。高い木やポール、生け垣の中など変わった場所に集まることもあります。
目次
分蜂後にまず蜂球を作る理由
分蜂(ぶんぽう)したミツバチは、巣を出てすぐに新しい住処へ向かうわけではありません。まず近くの木などに集まってボール状の塊を作ります。これを蜂球(ほうきゅう)と呼びます。
蜂球の状態で、一部の働き蜂が新しい巣の候補地を探しに飛び立ちます。候補地が決まると、群れ全体で一斉に移動します。
ほとんどの場合は巣の近くに一度集合しますが、まれに蜂球を作らずにそのまま新しい住処へ飛び去ってしまうこともあります。
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分蜂群の新しい巣の場所は、探索蜂たちがダンスで情報を伝え合い、話し合いによって決定します。この仕組みは「ミツバチの民主主義」と呼ばれています。詳しくは、こちら
一般的な集合場所の特徴
蜂球ができる場所には傾向があります。
- 巣箱から半径 10 メートル以内の木がほとんど
- 太い枝が幹から伸びている根元付近を好む
- ミツバチがしがみつきやすい場所を選ぶ ニホンミツバチは枝の根元に集まる傾向があります。一方、セイヨウミツバチは枝の先の方に集まることが多いので、蜂球の写真からどちらの種類か見分けるポイントにもなります。
変わった場所に集まる場合
いつも木の枝に集まるとは限りません。ポールにしがみつくように固まったり、生け垣のように葉が密集した低木の中に入り込んだりすることもあります。
高い木の上に蜂球ができることもあり、その場合は長い棒の先に網を取り付けて捕獲します。
生け垣の中に入り込んだ場合も網での捕獲になりますが、取り出しにくいため少し難しくなります。
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分蜂群が複数に分かれた場合は、すべての蜂球を網で捕獲して巣箱に入れます。風で刺激を与えて1つに戻す方法もあります。詳しくは、こちら
集合板で捕獲しやすくする
飼育中の群れの分蜂に備えて、分蜂集合板を巣箱の近くに設置しておく方法もあります。集合板はミツバチが集まりやすい形状の板で、狙った場所に蜂球を誘導して捕獲しやすくします。
飼育群の分蜂捕獲
分蜂集合板を使えば飼育群の分蜂を効率的に捕獲できます。設置角度は20〜30度、元の巣箱から10m以内がポイント。強制捕獲の方法と動画も紹介。

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季節外れの暖かい日が続くこともありますがすぐに分蜂することはないので安心してください。ニホンミツバチには分蜂に向けて女王蜂を育て、働き蜂を増やす準備が必要です。詳しくは、こちら









