Q都市部ではどんな場所に巣を作っているのですか?
公園の木の洞、お墓の石の隙間、道路の擁壁の内部、民家の床下・天井裏など多様な場所に営巣します。材質・高さをあまり選ばず、閉鎖空間に柔軟に巣を作ります。
ニホンミツバチは、公園の木の洞(うろ)、お墓の石の隙間、道路の擁壁(ようへき)の内部、民家の床下や天井裏など、都市部のさまざまな場所に巣を作ります。材質や高さ、空間の形状や大きさをあまり選ばない習性があるため、山の中でなくても多くの場所で暮らすことができます。
都市部での主な営巣場所
ニホンミツバチが都市部で巣を作る場所を大まかに挙げると、次のようなものがあります。
- 木の洞(うろ): 公園の大きな木にできた空洞
- 石の隙間: お墓の石の内部にできた空間
- コンクリートの隙間: 排水パイプ周囲にできたくぼみ
- 土の中: 道路の擁壁の内部、石垣の空洞
- 建物の内部: 民家・倉庫の床下、天井裏、壁の中
木・石・コンクリート・土といった材質を問わず、外部から出入りできる隙間があれば営巣できます。
巣の形は場所に合わせて変わります
ニホンミツバチの巣は、入居したスペースの形に応じて作られます。
床下のような広い空間では半円球に、壁の中のような薄いスペースでは細長い形になります。必要な広さもそれほど大きくありません。
2 段の重箱式巣箱の——高さ 35cm・幅と奥行き 22cm 程度のスペースでも、分蜂が起こったり、冬を越す群れがあります。
高さもほとんど問いません
巣を作る場所の高さも幅広く、地面に近い木の根元から、5m ほどの高さまでさまざまです。
テレビ番組「鉄腕ダッシュ」では、新宿のビルの屋上に設置した巣箱に分蜂群が入居した事例も紹介されています。
材質・形・高さのいずれにも柔軟に対応できます。
巣があっても気づかれないことも
ニホンミツバチの巣は、狭い出入り口から体長 1cm ほどの小さな虫が出入りするだけで、目立ちません。
積極的に人を攻撃してくることもないため、近くに巣があっても気づかれないことがほとんどです。
都市部にお住まいでも、身近な場所にニホンミツバチが暮らしている可能性があります。
関連情報
ニホンミツバチとは
ニホンミツバチ(日本ミツバチ)は日本に古くから生息する在来種のミツバチです。セイヨウミツバチとの違い、生態、飼育方法、ハチミツの特徴まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。







