Q週末養蜂スタートキットで入居に成功しました。次に買うべきものは何ですか?
入居後の優先度順に、継箱用の重箱・スムシっ子カード・鉄製台・追加の待ち箱を紹介します。4段セットなら入居巣箱のアップグレードと待ち箱の追加をまとめて揃えられます。
入居おめでとうございます。週末養蜂スタートキットに付属している巣箱は、待ち箱と呼ばれる捕獲用の巣箱です。
入居したら、重箱を追加したり、アップグレードしたりすることで、より安心して飼育を続けられます。
ここからは、入居後の優先度が高い順に、追加で揃えたいものを紹介します。
優先度の高い順に揃えよう
入居後に追加で必要になるものを優先度順にまとめました。
| 優先度 | 購入するもの | 理由 |
|---|---|---|
| ★★★ | 重箱 2 つ + スムシっ子カード | 数週間で継ぎ箱が必要 |
| ★★☆ | 鉄製台 | 暑さ・スズメバチ対策、底からの観察 |
| ★☆☆ | 屋根 | 固定用(軒下なら不要) |
| ★★☆ | 追加の待ち箱 | 同じ元巣から追加入居の可能性 |
以下、それぞれ詳しく説明します。
重箱 2 つとスムシっ子カード
入居後、最初に必要になるのが継ぎ箱(つぎばこ)用の重箱です。 ニホンミツバチは巣を上から下へ伸ばしていきます。群れの成長速度にもよりますが、入居から 1〜2 ヶ月ほどで 2 段の巣箱ではスペースが足りなくなってきます。
それまでに継箱をする必要がありますが、タイミングには注意が必要です。巣が伸びすぎると蜂が下の方まで出てきて作業がしにくくなります。一方、早すぎると刺激を与えて群れが逃居(とうきょ)したり、巣が落下したりする可能性があります。入居から数週間ほど経った頃を目安に、重箱 2 つを追加して 4 段にしましょう。
あわせて、スムシっ子カードも準備します。スムシは巣箱の中に発生する害虫で、巣を食い荒らしてしまうことがあります。スムシっ子カードは底板に置くだけで対策できる手軽な製品です。
重箱 2 つとスムシっ子カードを一緒に購入すると合計 8,000 円を超え、送料が無料になります。
新型鉄製台で初心者でも安心
継ぎ箱をするだけでも飼育はできますが、新型鉄製台を使うと初心者の方でも安心です。
載せるだけで次のような効果があります。
- 暑さ対策 — 4 方向の通気口で夏場の温度を下げる
- オオスズメバチ対策 — 鉄製の巣門(高さ 7mm)で侵入を防ぐ
- 底からの観察が容易に — 底板を引き抜くだけで中を確認できるので、転倒の危険がなくなる
屋根があるとさらに安心
専用の屋根を追加すると、巣箱全体をロープでしっかり固定でき、台風のときにも安心です。鉄製台と屋根はそれぞれ単品で販売しています。
ただし、軒下に設置する場合は簡易的な屋根でも大丈夫です。
鉄製台単体だけでも十分に使えます。
待ち箱を追加して群れを増やす
入居したということは、近くの元巣から分蜂してきた群れです。分蜂は 1 シーズンに複数回起こるため、同じ元巣からまたやってくる可能性があります。
しかも、一つの群れで見てみると、およそ 2 週間という短期間に分蜂が集中します。
しかし、今の巣箱はすでに入居済みです。そこで、敷地内の少し離れた場所にもう 1 箱空の待ち箱を設置しておくと、追加で入居することがあります。
追加で待ち箱を置くのがおすすめですが、待ち箱単体で購入するよりも 4 段セットを購入すると、単品で揃えるよりもお得です。
4 段セットで効率よく揃える
4 段セットの中身は、重箱 4 つ・屋根・鉄製台・底板・スノコ・フタです。待ち箱(重箱 2 つ・底板・スノコ・フタ)との差は、屋根・鉄製台・重箱 2 つです。
4 段セットを以下のように使い分けると、入居巣箱のアップグレードと待ち箱の追加設置を 1 セットでまかなえます。
- 入居済巣箱に → 重箱 2 つ・屋根・鉄製台を追加
- 待ち箱として → 残り(重箱 2 つ・底板・スノコ・フタ)を待ち箱として少し離れた場所に設置
関連情報
屋根や台を作る
ニホンミツバチの入居後に取り付ける鉄製台や屋根の作り方を紹介します。鉄製台を使えば安定性が高まり、外敵や暑さ対策になります。











