Qトウヨウミツバチとは何ですか?
トウヨウミツバチ(Apis cerana)はアジア全域に分布するミツバチで、ニホンミツバチはその亜種のひとつです。同じ種でも地域の気候によって生態が大きく異なります。
ニホンミツバチは、「トウヨウミツバチ(Apis cerana)」と呼ばれるミツバチグループの亜種のひとつです。トウヨウミツバチはアジア全域に分布しています。
トウヨウミツバチとはどんなミツバチか
トウヨウミツバチ(学名:Apis cerana)は、アジアに広く分布するミツバチです。中国、インド、東南アジアなど、気候も環境も異なる広大な地域に生息しており、各地の環境に適応した多くの亜種があります。
日本に生息するニホンミツバチ(学名:Apis cerana japonica)もそのひとつで、トウヨウミツバチの亜種に分類されます。養蜂でよく知られるセイヨウミツバチ(Apis mellifera)は、明治時代にヨーロッパから持ち込まれた全く別の種です。
なぜ地域によって生態が違うのか
トウヨウミツバチが各地で異なる生態を持つのは、それぞれの気候に適応して進化してきたからです。
シンガポールは年間を通して気温が約 30℃ です。現地の養蜂家が私たちの動画を見て、同じサイズの重箱式巣箱を作って飼育してくれていたのですが、巣は 2 段程度で成長が止まっており、日本のように大きくなりませんでした。
常に温暖なため、大量の蜂蜜を蓄える必要がなく、重箱式巣箱で飼育する場合には巣箱を小さくするなど改良が必要そうです。
バリ島でも同様に巣は小さく、日本の養蜂動画を見せると「セイヨウミツバチのようにたくさん蜂蜜を採っている」と驚かれました。
台湾では、オオスズメバチが来ると、すぐに巣を放棄して逃げてしまうと現地の養蜂家が話していました。
越冬がない地域では、逃げて新しい場所に巣を作り直したほうが生き残れる確率が高いからかもしれません。
同じトウヨウミツバチという種でも、生まれ育った環境によってこれほど違うのは、長い年月をかけて気候に適応してきた結果です。






