Q孫分蜂や夏分蜂とは何ですか?
Q
孫分蜂や夏分蜂とは何ですか?春の分蜂シーズンが終わった後、主に6月〜7月前半に起こる分蜂のことです。両者はほぼ同じ意味で使われています。
目次
春の分蜂シーズンの後にも起こる
ニホンミツバチの分蜂は、地域差はありますが 3 月〜5 月にかけて集中します。しかしシーズンが終わった後、6 月〜7 月前半ごろに、少し遅れて分蜂が起こることがあります。
特に、春に分蜂して新しい場所で巣を作り始めた小さな群れが、再び分蜂するケースがあります。こうした特徴的な分蜂を「孫分蜂」「夏分蜂」と呼びます。また、特徴に関係なく、単に遅めの時期に起こる分蜂を指して呼ぶこともあります。
A
越冬した群れは、3回、4回分蜂するのが普通です。1回だけではありません。分蜂の回数は、群れの状態、大きさ、周囲の蜜源などで変わってきます。詳しくは、こちら
「孫分蜂」と「夏分蜂」の違い
「孫分蜂」は、春に分蜂した群れが新天地でさらに分蜂し、孫の代が生まれるように見えることに由来する呼び名です。一方「夏分蜂」は、起こる時期に着目した呼び名です。
ただし実際の現場では、両者は厳密に区別されていません。
- 孫分蜂: 一度分蜂した群れがさらに分蜂する現象(系譜の視点)
- 夏分蜂: 春から遅れて起こる分蜂(時期の視点)
呼び方は違っても、同じ現象を指していることが多く、あまり区別せずに使われています。
A
第一分蜂はお母さん(古い女王蜂)の群れで、蜂の数も多い傾向があります。第二分蜂以降は新しい女王蜂が率います。詳しくは、こちら
起こすのは母群(第一分蜂群)が多い
「孫分蜂」という言葉から、孫の代の群れが分蜂するイメージを持たれがちですが、実際には最初に分蜂した母群(第一分蜂群)が新天地で再び分蜂するケースが多いと考えられています。
母群が再分蜂を起こしやすいのには、以下の理由があります。
- 第一分蜂は第二分蜂より 1 週間ほど早い — 新しい場所に移って巣作りを始めるのが早い
- 古いお母さん女王はすでに交尾済み — 新天地に着いたその日から産卵を再開できる
- 群れの成長が早い — 早く産卵が始まる分、働き蜂の数も早く増え、再び分蜂できる規模まで成長しやすい
A
第一分蜂はお母さん(古い女王蜂)の群れで、蜂の数も多い傾向があります。第二分蜂以降は新しい女王蜂が率います。詳しくは、こちら
待ち箱は片付けずに置いておく
孫分蜂・夏分蜂は数こそ少ないですが、待ち箱で捕獲できる可能性が残っています。
春の分蜂シーズンを逃しても、6 月以降に入居することがあるため、巣箱や待ち箱ルアーを早めに片付けてしまうのはもったいないです。
A
まだ片付けないでください。6月以降も夏分蜂(孫分蜂)が起こる可能性があり、その後も逃去した群れが入ることもあります。詳しくは、こちら
関連情報
夏にもチャンス
夏分蜂や逃去群で6月以降もニホンミツバチを捕獲できるチャンスがあります。巣箱を片付けず、待ち箱ルアーもそのままに。

関連するFAQ
A
季節外れの暖かい日が続くこともありますがすぐに分蜂することはないので安心してください。ニホンミツバチには分蜂に向けて女王蜂を育て、働き蜂を増やす準備が必要です。詳しくは、こちら









