Qニホンミツバチが巣箱に入居する瞬間を見たいです
難度は高いですが、粘れば見ることができます。探索蜂が数十匹以上出入りしている巣箱を見つけて待ち伏せする方法と、自分の群れの分蜂を追いかける方法があります。
難度は高いですが、粘れば見ることができます。 特にこれから養蜂を始める方にとってはかなりハードルが高いですが、不可能ではありません。
入居の仕組み
ニホンミツバチは待ち箱を設置して、分蜂(ぶんぽう)群れが入居するのを待ちます。
分蜂群れが直接やってくるわけではありません。まず探索蜂が新居の候補地を「内見」しにやってきます。探索蜂はその情報を群れに持ち帰り、仲間とダンスで相談して新居を決めます。
候補地が絞り込まれていくと、有力な候補地には探索蜂がどんどん増えていきます。最終的に1つの場所に決まると、本体が一斉にやってきて入居します。
入居のタイミングを予測する
探索蜂が数十匹以上出入りしている巣箱を見つけたら、入居が近いサインです。1時間以内から数時間以内に本体がやってくることも珍しくありません。
分蜂は暖かい時間帯に起きやすく、気温が20度くらいある日が多いです。時間帯としては正午前後から夕方までの間に入居することが多いと考えられます。
ただし、数十匹の探索蜂が来ていても別の場所に決まることもあり、入居まで数日かかることもあります。
方法1:待ち箱を見回って待ち伏せする
これから始める方でも挑戦できる方法です。
分蜂シーズン中、複数の待ち箱を積極的に見回り、探索蜂がたくさん来ている巣箱を探します。数十匹以上の探索蜂が頻繁に出入りしている巣箱を見つけたら、そこで待ち伏せします。
正直なところ、かなりの時間と根気が必要です。探索蜂が来ていても別の場所に決まることもあり、いつ本体がやってくるか正確には予測できません。
しかし、何度も通って粘り強く待てば、入居の瞬間に立ち会えるチャンスはあります。
方法2:自分の群れの分蜂を追いかける
すでに飼育している群れがある方向けの方法です。私たちがYouTubeやテレビ撮影で入居の瞬間を撮影するときは、この方法を使っています。
自分の群れから分蜂すると、群れは近くの木などに一時的に固まります。この分蜂群れは、探索蜂が持ち帰った情報をダンスで共有しており、どちらの方向に飛ぶかおおよその目星をつけることができます。
分蜂群れが飛び立つ前になると、蜂が騒ぎ始めます。飛び立ったら、ダンスで目星をつけていた方向へ追いかけていきます。
このとき複数人いると助かります。分蜂群れを見失わないよう追跡し、先に巣箱へ回り込んで待ち構えることで、入居の瞬間を撮影できます。
私たちはこの方法で、NHKの動物番組の撮影に協力した際も入居の瞬間を撮影できました。
関連情報
探索蜂の見分け方や分蜂群の行動については、以下の記事で詳しく解説しています。
慌てずに待つ
探索蜂は分蜂群の「内見係」です。巣箱に出入りを繰り返し始めたら入居の前兆。50〜100匹が来ても慌てず待ちましょう。花粉を持ち帰る蜂がいれば入居確定です。










