Qニホンミツバチの採蜜ではなぜ遠心分離機を使わないのですか?
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ニホンミツバチの採蜜ではなぜ遠心分離機を使わないのですか?ニホンミツバチの伝統的な採蜜では遠心分離機を使わず、巣を押しつぶしてハチミツを絞り出します。巣箱の構造の違いが理由です。
ニホンミツバチの伝統的な採蜜では、遠心分離機を使いません。巣を押しつぶしてハチミツを絞り出します。
ハチミツといえば、遠心分離機でグルグル回して採るイメージがありますよね。でも、それはセイヨウミツバチの養蜂で使われる方法です。
遠心分離機はセイヨウミツバチ用
市販されているハチミツのほとんどは、セイヨウミツバチのものです。セイヨウミツバチの養蜂では、「巣枠式(すわくしき)」という巣箱を使います。
巣枠式の巣箱は、木の枠に巣を作らせる構造になっています。この枠ごと取り出して遠心分離機にかけると、巣を壊さずにハチミツだけを取り出せます。
巣を壊さないので、同じ巣を何度も使い回すことができ、効率的にハチミツを生産できます。
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見た目、性格、蜂蜜の量、スズメバチへの対抗能力など、あらゆる点で違います。ニホンミツバチは温厚で初心者向け、セイヨウミツバチは生産性が高く本格養蜂向けです。詳しくは、こちら
ニホンミツバチは重箱式巣箱
一方、ニホンミツバチの趣味の養蜂では、「重箱式巣箱(じゅうばこしきすばこ)」がよく使われます。
重箱式巣箱は、文字通り重箱のように箱を積み重ねた構造です。ミツバチは上から下に向かって自由に巣を作っていきます。
この構造だと、巣を枠ごと取り出すことができません。ハチミツを採るときは、巣ごと切り取って押しつぶし、ハチミツを絞り出します。
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巣枠式巣箱より重箱式巣箱の方が、巣箱制作や飼育の作業がシンプルで時間もかからないため、初心者にはおすすめです。ニホンミツバチの愛好家のほとんどが重箱式巣箱で飼育を行なっています。詳しくは、こちら
巣を押しつぶす採蜜方法
重箱式巣箱での採蜜は、以下のような手順で行います。
- 巣箱の上段を切り離す — ハチミツが貯まった上の段を切り取る
- 巣を取り出す — 巣箱から巣を取り出す
- 巣を押しつぶす — ネットなどに入れて押しつぶし、ハチミツを絞り出す
道具が少なくて済み、趣味の養蜂には向いています。
採蜜方法は違っても、ハチミツの品質に大きな差はありません。
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群れが少ないうちは手やキッチン用品を使って搾るのがおすすめです。群れが多い場合は、作業時間を短縮するために圧搾機も有効です。詳しくは、こちら
関連情報
ハチミツの採り方について、詳しくはこちらをご覧ください。
採蜜方法
ニホンミツバチの採蜜時期は主に夏から秋。重箱式巣箱の最上段を切り離し、たれ蜜と圧搾でハチミツを収穫する方法を動画付きで解説します。

関連するFAQ
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ミツバチを襲うスズメバチを捕まえてハチミツ漬けや焼酎漬けを作る養蜂家は珍しくありません。滋養強壮に良いと言われています。詳しくは、こちら



