Q近くにニホンミツバチがいるか確認した方がいいですか?
確認は不要です。ニホンミツバチは1平方キロメートルに数群れいると考えられており、希少なのは蜂蜜であって蜂ではありません。
これからニホンミツバチの捕獲にチャレンジしようとしている方から、「まず、この地域にニホンミツバチがいるかどうか確認した方がいいですか」と質問されることがあります。結論から言うと、生息確認に時間をかける必要はありません。
ニホンミツバチは「その辺にいる」生物
ニホンミツバチは希少だと言われることがありますが、実は身近な場所に生息している昆虫です。
希少なのは蜂蜜であって、蜂そのものではありません。ニホンミツバチの蜂蜜が市場にあまり出回らないのは、1 群れからの収量が多くないこと、ほぼ全ての飼育者が趣味として飼育しており、収穫した蜂蜜は自家消費や知人への贈答に留まることが多いためです。
1 平方キロメートルに数群れ
研究者がニホンミツバチの生息状況を調査した結果や、私たちの地域での野生巣・飼育群の生息状況、捕獲実績などから推測すると、おそらく 1 平方キロメートルに数群れはいると考えられます。
都市部の公園でも、大きな広葉樹の空洞にニホンミツバチが巣を作り、張り紙や三角コーンで近づけないようにしている光景が見られます。このような写真や情報はインターネット上にもたくさんあります。
また、害虫駆除業者のサイトを見ると、ミツバチが「害虫」として紹介されています。これは野生のニホンミツバチが家屋やお墓に巣を作ることが多いためです。駆除業者のサイトで紹介されるほどありふれた存在だということです。ちなみに、養蜂業で使われているのはセイヨウミツバチですが、養蜂場で管理されているため野生化はしていません。
巣を探すのは難しい
巣を探して見つけるのはどうでしょうか。これも、とても初心者には難しいです。
熟練者にとっても、ニホンミツバチの巣を探し出すのはかなり困難です。巣は静かで、小さな虫が出入りしているだけなので気づかれにくいのです。
空き家や墓地に巣を作っていることも多く、お盆前の掃除でお墓にやってきて初めて気づくということもよくあります。
つまり、「まず巣を探してみよう」と思っても、そう簡単には見つかりません。見つからなかったからといって「この辺にはいないんだ」と諦めてしまうのはもったいないです。探しても見つからないのが普通なので、巣箱を置いて待つ方がずっと確実です。
確認するなら梅の花
どうしても確認したい場合は、2〜3 月頃に梅の花を観察してみるのがおすすめです。
この時期は他の昆虫が少なく、花も限られているため、梅の花はミツバチを見つけやすいです。ただし、初心者の場合はセイヨウミツバチとの区別がつかなかったり、アブなど他の昆虫をミツバチと間違えてしまうこともあります。
写真を撮ってミツバチQ&Aなどで聞けば、ニホンミツバチかどうか判別できます。
また、菜の花もミツバチを見つけやすいです。ただし、生息確認に時間をかけるよりも、巣箱の準備を進める方が捕獲成功への近道です。
関連情報
捕獲の準備については、以下の記事をご覧ください。
分蜂の捕獲方法
分蜂群の捕獲は時期・場所・誘引がポイント。初心者は巣箱を5箱以上分散設置し、待ち箱ルアーを活用することで成功率が上がります。冬から準備を始めましょう。










